どこを切り取っても目玉といえそうな、K-POPスターのソロ活動が始める。
BTS（防弾少年団）、BLACKPINK、EXO、SHINeeと、K-POPを代表するグループからソロデビュー＆ソロカムバックが実現するのだ。
独り立ちに乗り出す彼らの3月の真剣勝負に、グローバルK-POPファンの関心が集中している。
デビューから10年となるBTS・JIMINが初めてソロアルバムを出す。メンバーの入隊でソロ活動に突入したBTSからJ-HOPE、JIN、RMに続いて、JIMINが4人目のソロランナーとなる。
来る3月24日に発売するソロアルバム『FACE』には、完全に自分自身と向き合い、“アーティストJIMIN”として新しいスタートを準備する物語が盛り込まれる予定だ。
JIMINはソロアルバムこそ今回が初めてだが、先立ってBTSのアルバム収録曲『Lie』『Serendipity』や自作曲『Promise』を通じて、音楽の実力をすでに証明した。最近ではBIGBANGのテヤン（SOL）の新曲『VIBE』に、フィーチャリングアーティストとして参加している。
またソロアルバム発売を控えて、以前のソロ曲『Promise』『Christmas Love』などの音源を公開し、iTunes「トップソング」チャート1位を席巻するなど雰囲気を盛り上げている。
BLACKPINKのメンバーとして最後のソロデビューを飾るジスは、3月31日のアルバム発表を知らせた。
所属事務所YGエンターテインメントはジスのソロ曲ミュージックビデオを極秘裏に海外で撮影中であることを明らかにし、「BLACKPINKの映像のなかで過去最大の制作費を投入した」と強調した。
YGエンタは2018年からBLACKPINKのソロプロジェクトを順次進めている。先立ってジェニーの『SOLO』を皮切りに、ロゼの『On The Ground』、リサの『LALISA』まで、ソロプロジェクトに乗り出したメンバーたちは、皆が国内外のアルバム、音源チャートで好成績を収めただけに、ラストを飾るジスへの期待も高まる。
BLACKPINKは現在、約150万人を動員するK-POPガールズグループ最大規模のワールドツアーを行っている最中だ。
久しぶりにグループの完全体カムバックを控え、ソロ活動に乗り出すメンバーもいる。SMエンターテインメント所属のSHINeeのオンユとEXOのカイが3月に並んでソロカムバックするのだ。
まずオンユは3月6日、初のフルアルバム『Circle』を発売。発売直前の3月3～5日の3日間、ソウル松坡区のオリンピック公園オリンピックホールで初のソロコンサートを開いてファンと会った。
フルアルバムであるだけに、タイトル曲を含めて計10曲が収録された。タイトル曲『O (Circle)』は夢幻的なR＆B曲だ。淡泊な音色と柔らかい声で愛されてきたオンユの魅力が十分に発揮されるアルバムで、好評を得ている。
オンユのソロ活動が終われば、SHINeeが完全体でのカムバックを予定している。特に今年はデビュー15周年を迎える年だ。デビュー日である5月25日前後に、8thフルアルバムを発売する計画だ。兵役を終えた“末っ子”のテミンまで加わったアルバムであるため、さらに期待が集まっている。
EXOのカイは来る3月13日、3rdミニアルバム『Rover』で帰ってくる。
今回のアルバムは、2021年11月に発表した2ndミニアルバム『Peaches』以来、約1年4カ月ぶりの新譜だ。アルバムと同名のタイトル曲を通じて、自身を束縛する視線を脱ぎ捨て自由に生きていく「放浪者」に対する物語を描き出した。
これまでカイは先に発表した2枚のミニアルバム『KAI』と『Peaches』を通じて、ソロアーティストとして多彩なコンセプトを提供しただけに、今回の新アルバムでどんなパフォーマンスを披露するか期待が集まっている。
カイもソロアルバムを発売した後、EXOの完全体でカムバックする予定だ。EXOは4月8～9日、ソウルオリンピック公園KSPO DOMEでデビュー11周年記念ファンミーティングを開き、完全体としての活動に乗り出す。
特に今回のファンミーティングには、スホ、シウミン、ベクヒョン、チェン、チャンヨル、ディオ、カイ、セフンと、EXOメンバー全員が久しぶりに共にする完全体スケジュールであるだけに、全世界のファンの爆発的な反応が期待される。リーダーのスホは先立って新年を迎え、「2023年、EXOカムバックします」と知らせたりもした。
とあるK-POP関係者は「ボーイズグループの場合、兵役があるため完全体カムバックまで普通2～3年の時間がかかる。ソロデビューは完全体カムバックの空白期を減らす最も良い手段でもある」と話した。
また別の関係者は「大型グループが今年初めから海外活動に乗り出し、韓国活動に空白期が生じた。（ソロデビューまたはカムバックする）4人のアーティスト全員がグローバルなファンを持っているだけに、音源チャートで激しい競争が繰り広げられると予想される」と見通した。
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