K-POPアイドルへの暴行・児童虐待事件、双方の立場の違い鮮明に

2019年09月27日 話題

ボーイズバンドグループThe EastLight(ザ・イーストライト)のメンバーに対する児童虐待および児童虐待幇助事件の控訴審の初裁判で、双方が依然として相反する立場の違いを見せた。

The EastLightは、イ・ウンソン、イ・ウジン、チョン・サガン、イ・ソクチョル、イ・スンヨン、キム・ジュヌクら6人で構成されたグループで、2016年にデジタルシングル『holla』でデビューした。2017年には第25回大韓民国文化芸能大賞K-POP新人賞を受賞した。

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ところが2018年10月、The EastLightのメンバーたちが弁護士を通じて、「メンバーの一部が所属事務所のプロデューサーA氏から日常的に暴行を受け、キム・チャンファン会長もそれを黙認、ほう助しただけでなく、自らも何人かのメンバーに暴言と暴行をした」と記者会見で明かし、双方は対立を深めた。

The EastLight(上)とキム・チャンファン会長(下)

9月27日午後、ソウル中央地方裁判所ではThe EastLightの所属会社メディアライン・エンターテインメントのキム・チャンファン会長とムン・ヨンイルPDに対する、児童虐待及び児童虐待とほう助容疑の控訴審初公判が開かれた。

この日、検察側は「被告人が反省の兆しを見せず、犯行も認めていない。量刑が少なすぎる。少なくとも実刑を言い渡すべきだ」と控訴の理由を明らかにした。

先立って一審ではムン・ヨンイルPDには常習児童虐待容疑で懲役2年、キム・チャンファン代表には児童虐待及び児童虐待とほう助容疑で懲役8カ月・執行猶予2年が言い渡された。メディアライン・エンターテインメントも児童虐待とほう助容疑で罰金2000万ウォン(約200万円)を言い渡された。

これに対してムン・ヨンイルPD側は「付加義務と宣告された児童関連機関への就職制限5年の場合は期間が過度に長い」と訴えて、弁護人側は再犯の危険がない点や事件の特殊性を考慮してほしいと要請した。

キム・チャンファン代表側の弁護人も「電子タバコ事件の場合、イ・ソクチョル、イ・スンヒョン兄弟の発言は一貫性がなく、一致しない。一方、被告の場合、供述が一貫している」とし、「虐待幇助の場合も、やはりイ・スンヒョンの供述は一貫しない。時間が経つほど有罪が認められる方向へ供述が覆されている。常識的に暴行が予想される状況なら、翌日スケジュールがある以上、引き止めない理由はない」と主張した。

ムン・ヨンイルPDとキム・チャンファン会長側は、イ・ウジン、チョン・サガンらを証人として申請した。次の裁判は10月25日午後4時に行われる。

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