【韓流スターあの人は今】チャングムの「美しき悪女」キョン・ミリ、娘は芸能界で活躍中!!

2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。

彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。シリーズでお届けする意欲企画。今回は憎たらしいのに、その美しさにみとれてしまった女優キョン・ミリについて紹介する。

日本に韓流時代劇ブームを巻き起こした『宮廷女官チャングムの誓い』。2006年のNHK地上波での放映時は、土曜深夜にも関わらず16%の高視聴率をマーク。アジアのみならずヨーロッパやアフリカなど100カ国以上に輸出される世界的な人気作品となった。

この『チャングム』で憎き悪役だったのがチェ尚宮だ。一族の繁栄のために数々の悪事に手を染め、ハン尚宮を陥れ、チャングムの命まで狙おうとした悪女。だが、その最期はあまりに哀れでむなしいものだった……。

このハン尚宮を演じたのが、女優キョン・ミリだ。最近は彼女の実の娘であるイ・ユビ、イ・ダイン姉妹がともにタレントとして活躍して話題だが、キョン・ミリも若い頃から有名だった。

【写真】『チャングム』美人女優の娘たち、“甲乙つけがたい”母親譲りの美貌を披露

生まれは1965年1月27日。大学時代は韓国古典舞踊を専攻し、1984年MBC公開採用俳優14期で芸能界デビュー。

以降、『チャン・ヒビン』『イヴのすべて』『百万本のバラ』などに出演したが、悪役を演じたのは、芸歴20年目にして『チャングム』が初めての経験だったそうだ。

この『チャングム』のおかけでその存在が日本や中国などアジアにも知られ、“世界的な悪女”になったが、素顔は情に深くて明るいムードメイカー。

キョン・ミリ

『チャングム』のときも撮影用の料理をつまみ食いしたり、本番中のイ・ヨンエを笑わせるなど、オチャメな面もあった。

と同時に、良き母であり、多彩な人だ。愛する夫と3人の子供を育てながら女優業を続ける傍らで、エステ・サロンも経営。

『チャングム』放送中はキリリとした目と綺麗に整った鼻を持つ西欧的な顔立ちが中年女性たちの憧れとなり、美容整形の世界ではハン尚宮とともに「真似したい整形モデル」になった。

『チャングム』以降は、コミカルな役から幸薄いヒロイン、さらには良妻賢母の母親役など韓国ドラマに欠かせない。日本では“悪女”のイメージが強いかもしれないが、幅広いキャラクターを演じられる実力派女優なのだ。

私生活では2016年に夫が株価操作の疑いで検察に拘束され、彼女も参考人として調査を受けたが、今年2019年8月に夫は二審でも無罪判決を受けている。

最近は娘とともにメディアに登場するなど、人気は衰えていないキョン・ミリ。次はどんな役を演じるのか、注目だ。

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