もはや老若男女の関心といっても過言ではないだろう。韓国では“タトゥー”が大衆化され、個性を表現する手段として愛されるようになるほどに、女優たちの身に入ったタトゥーに対する関心が増している。
誰かは消し、誰かは追加し、誰かは愛する人と一緒に。韓国女優たちのタトゥーの近況について調べてみた。
女優ハン・ソヒのタトゥーが再び話題になっている。なぜかといえば、完全に「消えた」からだ。
ハン・ソヒは11月8日、とある時計ブランドのイベントに参加した様子をSNSで直接公開した。動画のなかのハン・ソヒは、タトゥーの跡がまったく見えない真っ白な肌を誇り、目を引いた。
肩のラインが現れるオフショルダードレスを着たハン・ソヒは、きれいな肌で報道陣のフラッシュの洗礼を受けている。女優の美しい肌はそれほど特別ではないが、ハン・ソヒは過去に強烈なタトゥーを入れていたため、これほど跡形もなく消えたということで改めて話題を集めているのだ。
先立って2020年、ハン・ソヒはドラマ『夫婦の世界』(JTBC)に出演して一躍スターダムにのし上がった。すると、デビュー前の写真、なかでもタトゥーの入った姿の写真が大々的に注目された。両腕に大きなタトゥーが入っていた。
しかし現在、そのタトゥーは少しも残っていない状態だ。ハン・ソヒは様々なキャラクターを演じるために、職業的な理由で除去施術を受けたとされている。
当時、ハン・ソヒのタトゥー姿について好き嫌いが分かれ、関心が過熱したりもした。それに対して関係者は、「最近はタトゥーを入れる人が多いので、好きな人は好きだ。しかし嫌いな人は嫌いだろう」とし、「人々の考えがすべて違うので正しい、間違っていると断言することはできない」と付け加えた。タトゥーに対して色眼鏡をかけて眺める必要がないという話だった。
ハン・ソヒとは反対に、タトゥーを入れて話題を集めた女優もいる。最近ではナナが代表的だ。
ナナは8月に開かれた映画『自白』(原題)の制作報告会で、全身に入ったタトゥーが大きな話題となった。オフショルダーのブラックミニワンピースを着たナナの体に描かれた様々なタトゥーは華やかで、熱い関心を集めるのに十分だった。
肩と腕にはクモの巣模様とクモ、鎖骨と胸の間にある木の葉、両腕に入った蛇、花、バットマンの顔、惑星、レタリングタトゥーなど。また、太もも、足首、足の甲にも文字と数字が書かれていた。遠くから見ると、すべて把握できないほどだ。
種類も様々で数も多く、本物ではないという説も流れたが、ナナのタトゥーは“本物”だった。
ナナはNetflixオリジナルシリーズ『グリッチ-青い閃光の記憶-』制作発表会で、自らタトゥーについて口を開いた。彼女は「ボラ(『グリッチ』のキャラクター)によって関心を持つようになったわけではない。自分がやりたくてやったタトゥー」とし、「いつか私がなぜこのタトゥーをしたのか、しなかったのか、話す日が来るのか、来ないのかはわからない。ただタトゥーは個人的な選択だった」と伝え、タトゥーの意味についてさらに好奇心を刺激した。
また別の「タトゥーアイコン」の一人である女優ハン・イェスルは、過去に胸の部分に入れたタトゥーで大きな話題になった。ハン・イェスルは自身のYouTubeチャンネルを通じて12種類のタトゥーの意味を説明し、タトゥーに対する考えを伝えたりもした。
特に胸の部分に入った刀3本のタトゥーについては、「爆発的な反応があった。力、勇気、保護されるという意味で刀3本を描いた。2020年の新しい心構えのために力、勇気、盾の意味を持ったタトゥーだ。とても満足している」と述べた。
そして今年3月には年下彼氏と初のカップルタトゥーを自慢したことも。彼女はYouTubeチャンネルに「私の人生で初めてのカップルタトゥーfeat. 彼氏の幽体離脱中」というタイトルの動画を公開し、彼氏と一緒に新しく生まれ変わるイメージを込めて、「Rebirth」というレタリングタトゥーを入れにいく姿を公開した。
ハン・イェスルは「特別な意味があるものを、足のほうに入れたくない。身近に感じられる場所、あるいは自分がよく見れる場所」と話し、タトゥーの位置を腕に決めた。ハン・イェスルの体にはすでに多くのタトゥーがあり、新しいタトゥーを入れるスペースがあまりなかった。そんなハン・イェスルは彼氏の“空っぽの空間”を羨ましがりながら、「選択肢が多すぎて広い駐車場みたい」と話して笑いを誘ったりもした。ハン・イェスルのタトゥーに対する熱い思いを見せてくれる部分だった。
いずれにしても女優たちのタトゥーは、消しても増やしても話題になる。今後もその傾向は続いていくのか、注目したい。
(記事提供=OSEN)
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