夫婦の問題はこれだけではなかった。夫は、「子供たちが嫌だと言えば、何も強要しない妻を理解できない」と不満を吐露する。
5歳の長女はご飯が嫌いだと言ってミルクばかり飲み、4歳の次女はインスタントの食事を素手で食べさせていたからだ。仕事から帰った夫が、急いで肉を焼いて食べさせようと努力したが、妻は対岸の火事を見物するように見守るだけだった。
ほかにも、まだおむつ、乳離れもできず、言葉も遅い長女が心配な夫婦は、児童発達センターを訪ねて検査を受ける。検査の結果、48カ月の長女の言語は、生後11カ月の水準にとどまっているという衝撃的な結果が出てしまう。
検査の担当者は、「子供だけでなく、親の養育態度も非常に良くない」とし、「妻の育児干渉値が0%であることが非常に心配だ」と話した。
その日の夜、夫は残念な気持ちで友人と飲みに出かけ、家には妻と子供だけが残った。いつもと変わらない夕方、妻は突然、家に設置されたすべてのカメラを隠し始めた。カメラを隠したあと、宅配箱を開けて新しいワンピースを確認する妻。新しく買った服が気に入ったのか、ダンスを踊りながら楽しい時間も束の間、すぐ泣き始めた。
これには制作陣はもちろん、オ・ウニョン博士まで驚かせた。なぜ妻はカメラを隠し、しばらく嗚咽したのだろうか。