『HIT』のリリースを控えた7月23日に公開されたプロモーション映像『'An Ode 1:Unchained Melody』は新たな物語の始まりを予告し、リリース後の8月12日には続編と見られる映像『An Ode 2:Fear』を通じて9月リリースのアルバムコンセプトを知らせた。
『HIT』のリリース前後に同じようなコンセプトの映像を2種類公開することで、本格的なカムバックへの序章が『HIT』であることを連想させているのだ。加えて、公開された映像が不安定で物静かな雰囲気を演出していただけに、同曲の持つ爽やかでエネルギッシュな印象がさらに際立つという相乗効果もある。
デジタルシングル『HIT』は、SEVENTEENならではの“音楽的アイデンティティ”をより鮮明に強調する突破口ともいえる楽曲となった。
果たしてこれからリリースするフルアルバムが、『HIT』をきっかけにどのような物語を紡いでゆくのか。彼らのカムバックには、早くも大きな関心が寄せられている状況だ。
SEVENTEENの持つ音楽的アイデンティティと彼らならではの価値観は、グループの成長にも結び付いている。
一つひとつの曲には彼ら自身のメッセージを込めており、真心や誠実さが率直に伝わることがSEVENTEENの最大の特徴で強みだ。地道なセルフプロデュースを重ねて現在の人気を得ただけに、新曲をリリースする度に成長を遂げる彼らに対するファンからの信頼も厚い。
アメリカの有名誌『フォーブス』は最近、「SEVENTEENには、流行のために自らの芸術的価値を二の次にするという姿勢が一切見られない。黙々と独自の歩みを続けている」とSEVENTEENを称賛。
力強く自分たちだけの道を歩む彼らの価値観が今後も支持されれば、SEVENTEENが世界を一つにまとめる“音楽市場のトップ”に君臨する日も夢ではないかもしれない。
SEVENTEENは来る8月30日から9月1日までの3日間、ソウルKSPO DOMEで「SEVENTEEN WORLD TOUR‘ODE TO YOU'IN SEOUL’」を開催する。