歌手キム・ヒジェ側が7月に予定された全国ツアーコンサートを取り消した。
【注目】キム・ヒジェ、“出演料未払い VS 練習不参加”のトラブル発生
6月29日、キム・ヒジェの所属事務所SKY E&Mは、ファンカフェを通じて「現在キム・ヒジェのツアー公演と関連し、公演企画会社MoCo ENTと公演無効訴訟が進行されている」と伝えた。
続けて「それにもかかわらずMoCo ENTは、一方的かつ独断的にソウル公演プレスオープン公示メールをメディアに送ったことが確認された」と明らかにした。
所属事務所側は「今回のキム・ヒジェのツアー公演は、開催されないことを明確に知らせる。ファンの方々に今回のツアー公演と関連して混乱がないことを願う」と改めて強調した。所属事務所は、追って公演関連の進行について知らせると付け加えた。
キム・ヒジェの全国ツアーをめぐる議論が表面化したのは、6月24日、所属事務所SKY E&M側が公演企画会社MoCo ENTを相手に、公演契約無効訴訟を提起したことが発端だ。
所属事務所側は「MoCo側はソウル・釜山(プサン)・光州(クァンジュ)・昌原(チャンウォン)で開かれる公演と関連して、計8回の公演中、5回の公演に対する出演料を歌手に支給しなければならない契約上の義務があるにもかかわらず、これを支給しなかった」と主張した。
それに対してMoCo ENTは、「MoCo ENTは計3回分の出演料(7月9、10、23日公演分)を、すでに1月にSKY E&M側にあらかじめ前払いした」とし、「しかしキム・ヒジェ側はアーティスト本人の名前で行う単独コンサートを準備しておきながら、一度も練習に参加せず、コンサート準備のための音源提供および広報にも非協力的で、MoCo ENTからの度重なる要請にもかかわらず、連絡が途絶えている状態」と反論した。
キム・ヒジェ側がコンサートキャンセルを通告すると、6月28日にはコンサートスタッフ180人がSKY E&Mとキム・ヒジェに頭を下げるとし、「公演の正常開催のために協力してくださることを丁重に訴える」との立場を明らかにした。
しかしそんな思いも虚しく、キム・ヒジェの所属事務所が「ツアー公演は開催されないことを明確に知らせる」と強調し、コンサートは中止となった。
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