JTBCドラマ『グリーン・マザーズ・クラブ』(Netflixで配信中)で3年ぶりにドラマ復帰を果たした女優イ・ヨウォンが、「家族からも面白いと言われた」と満足感を表した。
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『グリーン・マザーズ・クラブ』は、競争の激しい小学校に子供を通わせる5人の母親の嫉妬と秘密が渦巻く関係を描く。『SKYキャッスル』の小学生バージョンとも言われたが、話が進むにつれて主要人物たちの友情が中心となり、彼女たちの絡み合った関係性が明らかになることで新鮮な面白さを与えた。
イ・ヨウォンは劇中、私教育コミュニティの新入りママのイ・ウンピョを熱演した。気品があって知的だが実は劣等感を抱き続けてきたウンピョは、ビョン・チュニ(演者チュ・ジャヒョン)との出会いや、ソ・ジナ(演者キム・ギュリ)の死をきっかけに成長するという点で魅力的なキャラクターだ。
イ・ヨウォンは役柄について「自分の才能よりも欲張りで、自分の器より目標が大きい人だと思った。だから劣等感が普通の人より多いと設定した」と紹介し、「いろいろ考えず、台本に集中してウンピョを演じた。いろいろ考えてしまうと、いつもやってきた自分のルーティンが見えそうだったので、何か新しい姿を自ら見つけたかった。おそらく演技をするすべての俳優にとって一生の宿題ではないかと思う」と話した。
イ・ヨウォンとウンピョには「母親」という共通点がある。そのことについては「ドラマを見た知人たちがまさに私の姿だと言うシーンが多かった。もちろん違う部分もある。演じながら自分の中にいるウンピョを発見したり、ウンピョを理解したりしたと思う」と語った。
興味深かったシーンを聞かれると「ウンピョが初めて見せた姿、『子供に何かしたらただじゃおかない』とチュニに泣き叫ぶシーンが最も痛快だった」という。また、エンディングについては「幸いなことにウンピョが成長して積極的に人生を生きる人物になったので、その部分は満足する」とウンピョに対する愛情も隠さなかった。
『グリーン・マザーズ・クラブ』のすべての主役は女優だった。イ・ヨウォンをはじめ、チュ・ジャヒョン、キム・ギュリ、チャン・ヘジン、チュ・ミンギョンが爆発的な演技力で視聴者を魅了した。
「チュ・ジャヒョンとはこの作品で初めて会ったけど、テレビやスクリーンでよく見ていたのでぎこちなさはなかった。プロらしい姿と繊細な演技は、私が考えていたチュニそのものだったから嬉しかった。キム・ギュリはモデル時代から一緒に成長してきたお姉さんなので、久しぶりに会っても変わってなくて時間を戻した感じだった。チャン・ヘジンはいつも愉快で気持ち良いエネルギーをくれる女優だと思っていて、この作品でお会いできて本当に嬉しかった。また、普段からチュ・ミンギョンの演技が大好きだったので、一緒に演じながらシナジー効果が生まれてお互いを輝かせたようで楽しく、気楽に演じることができた」
イ・ヨウォンは夫のチョン・ジェウンに扮したチェ・ジェリム、元恋人役のチェ・グァンロクにも感謝の気持ちを表した。
「チェ・ジェリムはミュージカル界では誰もがしる俳優だ。実際の姿もジェウンど似ていて最初から気楽に演じた。性格が明るくて愉快なキャラなので現場ではムードメーカーだった。子供たちともよく遊んでくれて、お父さんのような振る舞いに感謝している。チェ・グァンロクは演技が初めてだというのに本当によくやってくれた。外国語もペラペラで異国的な雰囲気が倍増したと思う」
『グリーン・マザーズ・クラブ』を通じて母親と女優の境界を行き来しながら、成長したイ・ヨウォン。最後には「複合的なストーリーで感情的な呼吸が大変だった作品だったけど、いろんな女優といろんなジャンルのエピソードを経験し、学ぶことができた。多くの関心と愛情を寄せてくださって心より感謝申し上げる。また良い作品でお会いしたい」とメッセージを残した。
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