BTS(防弾少年団)が、国際音盤産業協会(IFPI)が選定する多数のグローバルチャートで結果を出している。
3月2日、IFPIが発表した「2021年グローバルアルバムセールスチャート」で、BTSの日本ベストアルバム『BTS,THE BEST』が4位にランクインした。
2021年6月にリリースされた『BTS,THE BEST』には、日本オリジナル楽曲の『Film out』『Your eyes tell』『Crystal Snow』をはじめ、『血、汗、涙』『FAKE LOVE』『IDOL』『MIC Drop』『ON』の日本語バージョンなどが収録されている。
BTSはこれに先立ち、2020年の同チャートでは『MAP OF THE SOUL:7』(2020年2月リリース)が1位、『BE』(2020年11月リリース)が2位、『MAP OF THE SOUL:7~THE JOURNEY~』(2020年7月リリース)が8位に入ったことがある。
なお、IFPIが毎年発表している「グローバルアルバムセールスチャート」は、全世界で販売されているフィジカルアルバムの販売量とデジタル音源ダウンロードの数値を合算し、順位をつけている。
BTSは2021年に続き、今年もIFPI選定の3チャートで最上位圏に名を連ね、名実ともに“21世紀のポップアイコン”であることを証明した。
BTSは今年、「グローバルアルバムセールスチャート」のほかにも、「グローバルデジタルシングルチャート」で『Butter』が4位になり、「グローバルアーティストチャート」では史上初の2年連続1位を獲得したアーティストになった。
IFPIのフランシス・ムーア会長は、「BTSが昨年収めた驚くべき成功は、彼らの創意力、努力、そして自分たちの音楽を世に知らせる方法を探すための持続的な献身の証拠だ。彼らは3つの言語で公演したことを契機に、格別で世界的な魅力を見せ、躍動的で熱情的なファンの応援を追い風に、初めて2年連続グローバルアーティストチャート1位を達成した」と伝えている。
前へ
次へ