BTS（防弾少年団）がイギリス最高の大衆音楽賞「ブリット・アワード」（BRIT Awards）に2年連続でノミネートしたが、受賞は叶わなかった。
BTSは2月8日（現地時間）、ロンドンで開催されたブリット・アワード授賞式で「インターナショナル・グループ」部門にノミネートされたと紹介されたが、トロフィーはブルーノ・マスとアンダーソン・パークが構成したデュオSilk Sonicが手にした。
BTSは、40年ぶりに新アルバムを出したABBA、ヨーロッパ最大の音楽祭「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」優勝チームであるロックバンド、マネスキンなどと競争した。昨年、韓国人としては初めてインターナショナル・グループ部門にノミネートされた。
1977年に始まったブリット・アワードは、英国レコード産業協会が主管する授賞式で、1000人以上のラジオ・TV DJや進行者、放送局役員、レコード制作会社代表、ジャーナリストなどで構成されたパネルの投票で受賞者を選定する。イギリス出身アーティストのための授賞式だが、1980年代後半からインターナショナル部門を新設され、様々な国で活動するアーティストに賞を与え始めた。
昨年12月の米ロサンゼルスコンサート以降、長期休暇に入ったBTSは韓国内で休憩中であり、同日の授賞式には参加しなかった。
BTSは昨年、『Butter』とコールドプレイとのコラボ曲『My Universe』を通じて、それぞれ英オフィシャルシングルチャート「トップ100」で最高順位3位を記録し、輝かしい成績を収めた。特に昨年9月に公開された『My Universe』は、年を超えて2月まで17週目のチャートインに成功するなど、長期興行中だ。
この日の授賞式では、昨年4枚目のフルアルバム『30』を発表したアデルが「マスターカード・アルバム・オブ・ザ・イヤー」「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」「ソング・オブ・ザ・イヤー」の3冠を達成し、授賞式の主人公になった。アデルは「この賞を私の息子と彼の父親サイモンに捧げたい」とし、「このアルバムは私一人だけのものではなく、私たちみんな道のりだった」と感想を明らかにした。
BTSと『My Universe』で呼吸を合わせたコールドプレイは、「ベストロック／オルタナティブ・アクト」部門にノミネートされたが、サム・フェンダーが受賞した。
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