あるドラマ制作関係者は「20代女優が不足するなかで、ドラマが1年に100編以上も制作されるだけに、以前よりもはるかに多くの女性アイドルにチャンスが与えられるようだ。演技ドルに対する認識も変わったが、彼女たちは最初から女優を念頭に置いて活動しているため、起用する側も以前より抵抗がなくなった」と伝えた。
しかし、現在は世代交代が行われているというよりは、ドラマが急増するなかで、新たな演技ドルに主演のチャンスが回ってきているだけとの指摘もある。
別の俳優関係者は「ヒロインといっても、違いは間違いなくある。ペ・スジは優れた認知度で、他の主演級女優たちを圧倒するほどだ。まだペ・スジやイ・ヘリのスター性に続く演技ドルはいないようだ」と明かした。
ペ・スジは9月の『バガボンド』（SBS）でドラマ復帰し、イ・ヘリは最近tvNの下半期期待作『ミス・リー』の出演が決まった。またAOAソリョンも、JTBCの新ドラマ『私の国』で時代劇に挑戦する。
上半期に活躍した演技ドルよりも、たしかな認知度と経験を持つ彼女たちが復帰するだけに、女性演技ドルたちの競争はますます過熱しそうだ。
