『トンイ』でトンイの子役を務め、時代劇『紅天機(ホンチョンギ)』などで知られる女優キム・ユジョンが、22歳の誕生日を迎えて意味のある寄付活動を行った。
10月1日、児童養護機関である緑の傘子ども財団側は、「キム・ユジョンが犯罪被害危機児童の支援のために後援金3000万ウォン(約300万円)を寄付した」と伝えた。
今回の寄付は、キム・ユジョンの誕生日(9月22日)を迎えて行われた。いつも応援してくれるファンの心に応えようと、意味のある寄付を行ったという。
彼女の寄付金は、犯罪被害によって困難を経験している児童たちが健康を回復し、明るく生きていけるように生計費や医療費、住居費の支援金として使われる予定だ。
これまでキム・ユジョンの善行は継続的に行われてきた。緑の傘子ども財団には1億ウォン(約1000万円)以上の寄付者の集まり「GREEN NOBLE CLUB」があるのだが、キム・ユジョンは昨年、最年少で同クラブに加入している。
緑の傘子ども財団のイ・ジェフン会長は、「新型コロナによって犯罪被害を受けた子供たちの生計がさらに大変な時期に、良い意味の分かち合いに賛同してくれた俳優キム・ユジョンさんに感謝する」と伝えた。
なおキム・ユジョンは韓国で現在放送中の時代劇『紅天機』で主演を務めている。またNetflixの映画『20世紀少女』(原題)に出演することも決まった。
◇キム・ユジョン プロフィール
1999年9月22日生まれ。韓国・ソウル出身。2003年にテレビCMで子役デビュー。可愛らしいビジュアルと優れた演技力を持ち、ドラマ『イルジメ~一枝梅』(2008年)、『トンイ』(2010年)、『太陽を抱く月』(2012年)など、数多くの作品でヒロインの子供時代を演じた。2016年に主演したドラマ『雲が描いた月明り』で子役から脱皮し、大人の女優として本格的に活動をスタート。2018年に甲状腺機能低下症を診断されて一時期休養したが、同年11月に放送されたJTBCドラマ『まず熱く掃除せよ』(原題)で復帰した。2020年に『コンビニのセッピョル』(原題)で俳優チ・チャンウクと共演。
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