I.O.IやWanna One、IZ*ONEといった人気グループを輩出した韓国の有名オーディション番組『プロデュース』(Mnet)シリーズの新章、『プロデュースX101』の全貌が徐々に明らかになっている。
『プロデュースX101』に参加する101人の候補生たちは去る3月21日、番組公式ユーチューブチャンネルなどを通じてテーマ曲『_ジマ』(原題)のステージを披露した。中には韓国ですでにお馴染みのアイドルたちの姿も見られ、世間は同番組に対して一層大きな関心を寄せることとなった。
今回で4シーズン目を迎える『プロデュースX101』は、前回までのシーズンと比較してすでにデビュー済みの現役アイドルが圧倒的に多い。さらにはデビュー前の練習生に関しても、これまでと少し事情が異なるようだ。
公開された101人の中には、UP10TION、VICTON、MYTEEN、IMなど、若手ボーイズグループのメンバーの姿が多数見られた。それだけでなく、過去に『BOYS24』(Mnet)、『MIX NINE』(JTBC)、『YG宝石箱』などで実力を発揮したオーディション番組経験者も少なくない。
ある歌謡関係者は、このような現象についてこう説明している。
「Wanna Oneを輩出した『プロデュース101』シーズン2当時、NU’ESTのメンバーがオーディションに参加した。結果的にグループそのものが注目を浴び、NU’ESTはトップクラスのアイドルに生まれ変わった。
現在活動中のアイドルにとって『プロデュース』に出演することは、自身はもちろん所属するグループが注目を浴びるチャンスだ。彼らのプロダクションもまた、同番組に対して少なからず期待を寄せている」
また、『プロデュースX101』がこれまでのシーズンと決定的に異なるのは、参加者たちのほとんどが練習生契約ではなく、各プロダクションと事前に専属契約を交わしているという点だ。
前回のシーズンでも一部の芸能プロダクションが予め専属契約を交わすことや、番組の進行状況によって契約内容を切り替えることはあった。しかし、今回はほとんどのプロダクションが番組放送前から専属契約の締結や契約内容の転換を実施中だという。