女優ナム・ジヒョンが、華麗なイメージチェンジで視聴者の心に照準を定めた。
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去る3月に放送されたJTBCドラマフェスタ2021の第1弾作品である『経路を離脱しました』(原題)以来に、ナム・ジヒョンはTVINGオリジナル『魔女食堂に来てください』(原題)を通じて今年再び視聴者と会う準備を終えた。
すでに公開された公式ポスターと予告映像の中で、ナム・ジヒョンは普段と180度変わった夢幻的で妙な雰囲気を漂わせた。
来る7月16日に初回放送を控えている『魔女食堂に来てください』は、代価が込められた願いを売る魔女食堂で魔女のヒラ(演者ソン・ジヒョ)、同業者のジン(演者ナム・ジヒョン)、アルバイトのギルヨン(演者チェ・ジョンヒョプ)が、それぞれ事情を抱えたお客さんとともに生み出すダークファンタジーだ。
平凡に暮らすことが人生の目標であるジンは、魔女と取り引きした対価として魔女食堂で働くことになった人物だ。ナム・ジヒョンは、ヒラとの出会いで人生が丸ごと揺れるようになったジンの過程を繊細かつ立体的に描き、没入感を与える予定だ。
特に、現実と魔法の境界にいる神秘的な人物でありながら人間的な姿がナム・ジヒョンを通じてどのように描かれるのかに疑問が集まっている。
ナム・ジヒョンが見せる韓国型ファンタジーならではの魅惑的でぞっとするストーリーが、早くも想像力を無限に刺激させる。
“信じて見る女優”の1人であるナム・ジヒョンは、そのフィルモグラフィーがここ数年でさらに豊かになっている。
2004年放送のドラマ『愛してると云って』で子役としてデビューした後、ほぼ毎年のように作品活動を続けてきたナム・ジヒョンは、さまざまなジャンルと役柄で幅広く活躍してきた。
『あやしいパートナー ~Destiny Lovers~』(2017年)ではコミックとラブロマンスを備えた弁護士役を、『100日の郎君様』(2018年)では良家のお嬢様と朝鮮最高齢の怨女を行き来する1人2役を、『リセット ~運命をさかのぼる1年』(2020年)ではワーカホリックな人気ウェブ漫画家役、そして、『経路を離脱しました』(2021年)では社会進出を控えた90年代生まれの役まで、彼女は格別な演技力を作品ごとに披露し、高い好評を得てきた。
そのため、演じる人物の人生をストレートに表現して伝えるナム・ジヒョンが、今度の『魔女食堂に来てください』ではどのような魅力的な役で視聴者の心を捕らえるかに早くも関心が集まっている。
ナム・ジヒョンは初回放送を控え、「ある意味いろいろな面があるドラマだ。面白さもあり、スリラーもあり、心が温かくなるような話もある。後半にはどんでん返しの感動もある予定だ」とし、作品への愛情をあらわにした。
続けて、「最後まで見守ってほしい。たくさん見ていただいて、私のことも期待してほしい」と、リアルタイムでの視聴を促した。
TVINGオリジナル『魔女食堂に来てください』は、7月16日から韓国で配信スタート予定。
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