世界のK-POPファンが主導する気候行動プラットフォーム「Kpop 4 Planet」が、CNNに取り上げられた。
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3月3日に公式リリースされたKpop 4 Planetは、K-POPアーティストとファンが追求してきた善良な影響力を気候分野でも発揮し、政府と企業の未来志向的な行動のためにさまざまなファンと繋がろうという趣旨を持ってK-POPファンらが作ったプラットフォームだ。
3月のローンチ以降、SNSを通じて世界中のK-POPファンに「地球再生」のための具体的なメッセージを伝えており、『ロイター』や『Rolling Stone』など世界50社以上のメディアの関心を集めた。
5月末、CNNインドネシアチャンネルはKpop 4 Planetの運営者であるインドネシア出身の大学生、ヌル・シャリファさんとのインタビューを行っている。
ヌル・シャリファさんは「K-POPファンが活発に活動しているSNSを主要プラットフォームとして活用し、ファンを集めている。ツイッターやインスタグラムを利用した環境運動が世界的に広がってほしい」と伝えた。
具体的には「アメリカ、カナダ、タイ、フィリピンなど世界中のK-POPファンと協力しながら活動を知らせている。もちろん韓国から来たファンもいる」とし、環境をテーマに世界のK-POPファンが繋がっている威力をアピールした。
また、「K-POPファンがポジティブな変化のための活動をしているが、ファンにできることはないと過小評価する人もいる。このような固定観念に対してどう思うか」という質問に対し、「Kpop 4 Planetが存在する理由の一つは、K-POPファンたちがファンクラブ活動以外にも環境と社会のための活動をしており、このような活動が実質的な変化を引き出すという新しい視点を人々に与えたいからだ」と伝えた。
Kpop 4 Planetは今年、BTSやBLACKPINKがモデルを務めるインドネシアの代表IT企業「Tokopedia」に、再生エネルギーの使用を求めるキャンペーンを行った。また、今年11月にイギリスで開催される「第26回気候変動枠組条約締約国会議」まで、世界のK-POPファンとともに気候危機への対応を求める声を上げる予定だ。
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