俳優イ・イギョンの私生活を暴露したA氏が、事前に犯罪を共謀していたとみられる状況が確認された。
イ・イギョン側はこうした情報提供を受け、関連内容を法的代理人に伝えた状態とされ、提供された情報の真偽は警察捜査の過程で明らかになる見通しだ。
11月27日、本サイト提携メディア『OSEN』の取材によれば、最近イ・イギョンの所属事務所サンヨンENTは、匿名の情報提供者からA氏の“犯罪共謀”を示す証拠資料を受け取ったという。
情報提供者はA氏についてよく知っているとし、所属事務所に連絡。この過程でA氏がやり取りしたインスタグラムDMのキャプチャを共有した。キャプチャ内でA氏は「イ・イギョンの会社にメールを送って10億ウォン(約1億円)くらい要求すればいい?」「クソみたいな会社、給料も少ないし生活費も足りなくて、携帯まで売った」と述べ、イ・イギョンへの恐喝を計画しているような内容が確認できる。
さらに「ChatGPTに聞いたら処罰されないって」「とりあえず送って、違うと思ったら謝ればいい」といったメッセージも含まれていた。特に、キャプチャに写るA氏のプロフィール画像は、26日にYouTubeチャンネル「芸能裏大統領イ・ジンホ」を通じて公開されたA氏のSNSプロフィール写真と一致し、信憑性を高めている。
これに先立ちA氏はユーチューブを通じて、「これまで受けた連絡の中であまりにもおかしなものがあったため、イ・イギョン本人かどうか確認しようとメールを送った。イ・イギョンは優しそうに見えるので、ハッキングされているのではと思い会社にメールを送った。イ・イギョンから連絡が来て本人だと確信した」と主張。また、「所属事務所に送ったメールは脅迫ではなく、お金を要求したこともない」とも訴えていた。
しかし、これとは相反する証拠が登場し、A氏への“逆風”が予想されている。ただし、ユーチューブ動画の声がA氏本人かどうかについては、現時点で確認されていない。
イ・イギョン側は情報提供を受けた後、証拠資料を法的代理人に伝達。情報提供DMの真偽は警察捜査を通じてさらに明らかになる見通しだ。ほかにも複数の証拠資料が存在するが、現在は捜査中のため公開していないという。
先立ってイ・イギョンは10月、自身を“ドイツ人”と名乗るA氏による私生活暴露文が投稿され、苦境に立たされた。
A氏はイ・イギョンとのやり取りだとして、過激なメッセージや写真をキャプチャして公開。これを受けイ・イギョン側は公式立場で「虚偽事実の流布および悪性ルーマーによる被害に対して法的措置を準備中」と表明し、疑惑を否定したうえで“強硬対応”を宣言した。
しかしその後、A氏は突然「最初はふざけて始めた投稿がこんなに注目されるとは思わなかった。投稿を書き、AI写真を使っているうちに自分でも本当だと思い込むようになったようだ。イ・イギョン俳優に対して悪質なルーマーのように広めてしまい本当に申し訳ない」と謝罪。
これに対しイ・イギョン側は、「法的代理人を通じて関連投稿の作成者および流布者を対象に、虚偽事実流布および名誉毀損容疑でソウル江南警察署に被害資料提出および告訴を完了した」とし、「いかなる合意や補償の議論もなく、今後もいかなる形でも進めない」と強調した。
一度は謝罪をしたA氏だったが主張を二転三転させ、最近では「AIは芸能人の写真を作れないし、そのように使用したこともない。私が投稿した証拠はすべて本物だった」と主張している。
こうした状況を受け、イ・イギョンは11月21日、自ら初めて文章を投稿しA氏への告訴状を公開。「毎瞬間、怒りがこみ上げた。実体も正体も分からない“ドイツ人を名乗る人物”が会社に脅迫メールを送り、現れては消えることを繰り返した。令状が発付され次第、容疑者が特定されるだろう。ドイツにいるとしても直接現地に行って告訴状を提出する。悪質な書き込みにも絶対に善処はしない」と心境を伝えた。
(記事提供=OSEN)
■【画像】「性的暴行を…」と暴露されたイ・イギョン、出演番組にも影響か?
前へ
次へ