俳優パク・シフ側が、不倫の斡旋疑惑などに関する法的対応の進行状況を公開した。
11月21日、パク・シフの法律代理人である法務法人ヘミョンは、「パク・シフは今年8月、自身のSNSに悪意ある虚偽投稿を作成・流布した被疑者を相手に、虚偽事実摘示による情報通信網法違反(名誉毀損)などで告訴状を提出し、現在関連する捜査が進行中だ」と明らかにした。
続けて「被疑者が投稿した『俳優パク・シフが既婚男性に女性を紹介し、家庭破綻に関与した』という趣旨の主張は明白な虚偽であり、まったくの事実無根であることを明らかにする」と強調した。
パク・シフ側は「本件は、被疑者が離婚した元夫の家に侵入して携帯電話を盗取した後、その中に保存されていた各種の会話内容や写真ファイルなどを悪意をもって編集・歪曲し、SNSに掲載したことから始まった」と説明。「これに関連して元夫も被疑者を告訴し、最近、警察は元夫が告訴した虚偽事実摘示による情報通信網法違反(名誉毀損)などの容疑を認め、検察へ送致した」と伝えた。
また、「被疑者の投稿内容が虚偽または歪曲であることを捜査機関が確認した」とし、「元夫および俳優パク・シフに関する投稿は、同一の文脈と資料に基づいているため、元夫の事件で容疑が認められた以上、パク・シフが告訴した事件についても容疑が認められることは明白である」と指摘した。
パク・シフ側は、「パク・シフの名誉を深刻に毀損する根拠なき噂や悪意ある中傷に対して、いかなる善処や合意もなく断固として対処する」とし、「今後もオンライン上で無分別に生成・流布されるフェイクニュースや虚偽事実について、最後まで追及し、厳重な法的責任を問うことを改めて強調する」と述べた。
パク・シフの不倫斡旋疑惑は、今年8月に浮上した。
当時、インフルエンサーA氏は自身のSNSに「快傑シフよ。うちの家族がUNビレッジ(ソウル漢南洞の高級住宅街)に住んでいたとき、私に“お義姉さん、お義姉さん”と言っていたのに、ファン氏に女性を(紹介)してあげたのが2020年から」と書き込み、パク・シフと自身の夫がやりとりしたと推測されるメッセージの一部を公開した。
これに対しパク・シフ側は、「『俳優パク・シフが既婚男性に女性を紹介し、家庭破綻に大きく関与した』という投稿に関して、その内容が事実無根の虚偽である点を明確にし、関連する迅速な措置を取る予定」と述べ、強硬対応の立場を示した。
なお、パク・シフは来る12月31日、新作映画『神の楽団』(原題)で約10年ぶりにスクリーンへ復帰する。
(記事提供=OSEN)
◇パク・シフ プロフィール
1977年2月15日生まれ、本名パク・ピョンホ。2005年のドラマ『快傑春香』で本格的に俳優デビュー。2007年のドラマ『完璧な恋人に出会う方法』から注目を集め、『イルジメ〔一枝梅〕』『家門の栄光』『検事プリンセス』『逆転の女王』『王女の男』『清潭洞アリス』などに出演し、涼し気なルックスで“貴公子”と呼ばれた。映画『殺人の告白』でも好演。2013年に泥酔した女性をめぐる不適切行為の疑いで訴訟に発展したが、最終的に告訴が取り下げられ、事件は収束した。2017年のドラマ『黄金の私の人生』で、地上派ドラマに復帰している。
■“貴公子”のイメージが崩壊したパク・シフに不倫仲介疑惑も…言及された女性が反論
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