韓国の伝統ある「スーパーモデル選抜大会」に不公正疑惑が浮上した。
2025スーパーモデル選抜大会は、9月15日に予選を行い、男子11人、女子11人の計22人が本選に進出した。
しかし、同大会を主催するSBSメディアネット所属のチーム長であるA氏の息子が本選に進出し、その過程で不公正な疑惑が提起されたという。
韓国メディア『文化日報』によると、A氏は9月25日から突然休職に入った。休職期間は9月25日から11月2日までだ。同メディアは「このことをめぐり、一部ではチーム長A氏がスーパーモデル選抜大会が終わってから復帰するよう時期を設定したのではないかという疑念の目が向けられている」と報じた。
また、A氏の息子は自主的に本選出場を辞退した。
すると10月1日、大会を主催するSBSメディアネットは『イルガン・スポーツ』に、「当社は現在、関連事案について内部監査を進めており、その結果に応じて後続措置を取る予定だ」と立場を伝えた。
韓国の「スーパーモデル選抜大会」は、今年で31回目を迎える大規模なイベントだ。
これまでにイ・ソラ、ホン・ジンギョンをはじめ、ハン・ゴウン、ハン・イェスル、ソ・イヒョン、イ・ダヒ、ナナ、イ・ソンギョン、チン・ギジュ、シン・スンホらを輩出してきた。
ファッションのみならず、エンターテインメント全般で活躍できる才能や情熱を持つモデルを選抜する大会として知られるており、そういった伝統ある大会の裏にも不公正があったとすれば、その衝撃は小さくない。
なお、2025スーパーモデル選抜大会の本選は11月に行われる予定だ。
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