韓国の人気女性DJ、DJ SODAが、施術を失敗した美容室の“提案”を暴露して話題だ。
DJ SODAは6月18日、自身のインスタグラムに長文を投稿。ブリーチ施術によって髪が損傷したあとの、美容室の不誠実な対応について詳しく説明している。
彼女は3年ぶりに金髪に戻すため、普段から通っていた美容室を訪れたが、施術後に髪が溶け落ちるほどの深刻な損傷を受けたと明かしている。そのため頭髪の一部分を刈らなければならず、悲惨な状態になったと写真を投稿していた。
DJ SODAの投稿全文は以下の通り。
◇
元々は、パフォーマンスやイベントを継続しなければならないアーティストとして、ファンの皆さんに現在の髪の状態をお知らせするために、昨日午後に投稿を行いました。しかし本日、美容室側からの抗議と、「雰囲気を変えて差し上げましょうか？」という脅迫的な発言があったため、やむを得ず追加の説明をいたします。
3週間前、施術によって私の髪が根元から深刻に損傷して以来、施術を担当したデザイナーの方からは、一度も直接連絡をいただいておりません。しかし、今になって私のインスタグラムの投稿をご覧になり、私のマネージャー宛に「500万ウォン（約50万円）を支払うので、合意書を作成し、投稿を削除してほしい」との連絡がありました。
ここではっきり申し上げます。たとえ何億ウォン（何千万円）を提示されても、今の私の変わってしまった姿や、それによる苦しみを取り戻すことはできません。
私はこれまで、問題解決のための十分な機会を提供してきました。美容室の代表の同意のもと、頭皮・毛髪のクリニックで診断を受け、その結果、1年で480万ウォン（約48万円）、2年で680万ウォン（約68万円）というケア費用が算出されました。すると代表の方からは「もっと専門的な病院で診断書を出してほしい」「美容室側がモニタリングできる別の病院に行ってほしい」との要望がありました。
そこで私は、美容室側の負担を懸念し、「専門病院に行けば費用がもっと高くなるが、それでも大丈夫か？それなら病院リストを教えてほしい」と丁寧にお願いしました。普段から関係があった方々なので、あまり費用がかからないように配慮する気持ちもありました。
しかし、費用が高くなりそうだという理由で感情的な反応を見せながら、深夜に突然のミーティングを求めて何度も連絡がありました。私たちはそのアプローチに不快感を抱き、「今は遅い時間なので、明日連絡します」とお伝えし、ミーティングは行いませんでした。
その後、美容室側からは追加の連絡もなく、「待ちます」とだけ伝えられたまま、3週間以上が経過しました。病院リストの提供もなく、いかなるフォローアップや対策も提示されませんでした。
何の対応もせず、ただ私たちからの連絡を待っていたというのは、結局は何も行動を起こさず、時間を引き延ばしていたのではないでしょうか？私たちは、美容室側がモニタリングできる病院のリストを共有してくれるようお願いしましたが、「まず会って話しましょう」という言葉を繰り返すばかりで、病院リストは最後まで受け取れませんでした。
結局、対面で会っていないから病院リストも渡さないということでしょうか？それが本当に問題を解決しようという姿勢なのでしょうか？
昨日の投稿後、今日になって代表の方から私のマネージャー宛に再び連絡があり、「返信を待っている人に対して、こんな形で返すのか？」「合意中じゃなかったのか？」「その間にSODAが投稿した」「こちらがいつ連絡しなかったというのか？」などと怒りをあらわにされ、「雰囲気を変えて差し上げましょうか？」という脅迫的な発言まであり、被害者である私たちに責任を押しつけるような態度を取られました。
デザイナーの方が3週間以上、私に一切の謝罪連絡をしなかったことは事実です。それなのに、なぜ「なかったことのようにするのか」「意図的に悪者にしているのか」と怒られるのでしょうか？
実際、3週間も沈黙していたデザイナーは今も何の連絡もなく、美容室の代表は今さらになって、まるで私たちが連絡を無視したかのように話を歪め、怒りを爆発させているのです。それが本当に謝罪する人の態度なのか、問いかけたいです。
私はこれ以上、和解の要請には応じません。どんな懐柔や金銭的提案も意味がありません。
私は数年にわたりブリーチを続けてきた人間として、施術過程がどれだけ重要かを誰よりも理解しています。
今回の施術では、脱色剤が根元から塗布された状態で、3回にわたり1時間以上も放置されました。その結果、髪が根元から深刻に切れるという損傷が発生しました。
これに対して、担当のデザイナーは「絶対にそんなことはしていない」と事実を否定し、「金髪の施術は何度もしてきたが、こんなケースは初めてだ」と話しています。過失を最後まで否認し、誠意ある謝罪も一切ないその姿勢に、私は深い失望を感じました。
私が望んでいたのは、卑怯な言い訳や無責任な嘘ではなく、誠実に非を認め、心から謝罪する態度でした。
この投稿は、単なる被害の共有ではありません。被害者の声が無視されることのないようにとの願いと、同じような被害がこれ以上発生しないことを願う責任感から投稿したものです。
施術後、一度も連絡のなかったデザイナーは、今になって「500万ウォンを支払うから、自分に不利な投稿だけでも削除してほしい」と求めてきました。そして美容室の代表は、「雰囲気を変えて差し上げましょうか？」とまで発言し、脅迫のような言動を取っています。
この状況を、私はどのような形でも受け入れることはできません。
◇DJ SODA プロフィール
1988年4月7日生まれ。本名ファン・ソヒ。“SODA”の由来は本名の前2文字をとったあだ名「ファンソ（黄牛）」が由来で、飲み物のソーダではなく「（私は）牛（ソ）だ」という意味。2013年からDJとしての活動を始め、今では韓国はもちろん香港、台湾、シンガポールなどのアジア各国で人気を集めている。日本でも知名度を上げており、SNS上では「石原さとみ似の美人DJ」とされるほどビジュアルに対する評価も高い。
前へ
次へ
