“4億円超”横領で裁判中の韓国女優(40)、すでに約3.3億円を返済 残りも不動産担保で対応へ

2025年05月20日 話題

43億ウォン(約4億3000万円)にのぼる横領容疑で裁判中の女優ファン・ジョンウム(40)が、大部分を返済したことがわかった。

【写真】ファン・ジョンウムに整形疑惑

彼女の法廷代理人を務めるキム・チウン弁護士は5月19日、韓国メディア『YTN star』を通じて「これまでに33億ウォン(約3億3000万円)を返済した」と明かし、「残る10億ウォン以上についても、不動産を担保に速やかに返済する予定です」と説明。また、「法的責任の有無にかかわらず、道義的責任として全額返済を果たす考えです」とも述べた。

ファン・ジョンウムは2022年、100%出資で設立した個人事務所名義で資金を借り入れ、そのうち7億ウォン(約7000万円)を“仮払金”として受け取り、暗号資産(仮想通貨)に投資。結果的に、計43億4000万ウォンを不正に流用したとして起訴されている。

最近行われた初公判では起訴内容を全面的に認め、「会社の資金ではありますが、自分の芸能活動で得た収益だと誤認してしまいました」と、判断ミスだったと釈明した。

次回の裁判は8月に再開される予定で、その時点で返済が完了しているかどうかが正式に確認される見通しだ。

トラブルの影響が早くも

ファン・ジョンウム
(写真提供=OSEN)ファン・ジョンウム

こうしたトラブルの影響で、ファン・ジョンウムが出演していたバラエティ番組『ソロだから』も対応を迫られている。番組制作側は「5月20日放送の最終回では、ファン・ジョンウムさんが登場するVTRは一切使用しません。MCのコメントも最小限にとどめて放送します」と説明している。

ファン・ジョンウムはこれに対し、「私事でご迷惑をおかけし、申し訳ありません」と謝罪。また、「担保が設定されている銀行を除いて、第三者に被害が及ぶようなことはない」と強調している。

ファン・ジョンウムは、2000年代にK-POPガールズグループ「Sugar」のメンバーとして芸能界デビュー。グループ脱退後は女優へと転身し、ドラマ『彼女はキレイだった』『キルミー・ヒールミー』『サンガプ屋台』『7人の脱出』、映画『豚のような女』などで人気を集めた。

しかし私生活では波乱が続いていた。2016年に元プロゴルファーの実業家イ・ヨンドン氏と結婚し、翌年に第一子を出産。2020年には離婚を申請したが、その過程で第二子の妊娠が判明し、夫婦関係の修復を選択。2021年に第二子を出産するも最終的に破局に至った。

その後は、離婚訴訟中に年下のバスケットボール選手との熱愛が報じられたほか、夫の不倫相手と勘違いした一般人女性を「醜女」と名指ししてSNSで攻撃するなど、たびたび物議を醸していた。そうした中で発覚した今回の横領事件に、世間の視線は一層厳しさを増している。

アイドル歌手、そして女優として築いてきたキャリアが揺らぐ事態となった今回の事件。返済が完了したとしても、今後の復帰には相応の自粛と慎重な対応が求められそうだ。

◇ファン・ジョンウム プロフィール

1984年12月25日生まれ。2001年にK-POPガールズグループ「Sugar(シュガー)」でデビュー。2004年に脱退し、翌年にドラマ『ルル姫』で演技を開始。『明日に向かってハイキック』(09)で大きな注目を集め、『ジャイアント』(10)、『私の心が聞こえる?』(11)、『ゴールデンタイム』(12)、『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』(15)など多くの作品で演技力と人気を証明。2020年には『サンガプ屋台』『あいつがそいつだ』で主演を務めた。

【写真】真っ赤な水着姿のファン・ジョンウム

【写真】ファン・ジョンウム、夫と“キスSHOT”のラブラブ家族写真

「醜女だ。私の夫と結婚してくれ」離婚危機のファン・ジョンウム、夫の“不倫”に言及

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集