“ヒトラー万歳”新曲で物議のカニエ・ウェスト(イェ)、5月31日の韓国初単独公演が中止に

2025年05月19日 話題

カニエ・ウェスト(YE/イェ)による韓国初の単独コンサートが中止されることとなった。

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公演を主催する「Coupang Play」は5月19日、「アーティストYEの最近の一連の騒動を受け、5月31日(土)に予定されていた韓国コンサートをやむを得ず中止することに決定しました」と発表。あわせて、カニエが展開するファッションブランド「YEEZY」の関連グッズ販売も、5月20日(月)13時をもって終了すると明らかにした。

YEはこれまでにも反ユダヤ的な言動やナチス擁護発言などでたびたび物議を醸してきたが、今回はさらに過激な内容で非難を浴びている。海外メディアの報道によると、彼は第二次世界大戦の「ヨーロッパ戦勝記念日(V-Eデー)」にあたる5月8日、アドルフ・ヒトラーを賛美する新曲『ハイル・ヒトラー(ヒトラー万歳)』をリリース。公開直後からSpotifyをはじめとする主要音楽配信サービスが同曲の配信を停止し、国際的に大きな波紋を広げていた。

カニエ・ウェスト(イェ)
(画像=Coupang Play)

中止が決まった韓国公演は、「PRESENTED BY Coupang Play BULLY BY YE」として、5月31日に仁川(インチョン)の文鶴(ムナク)競技場で開催される予定だった。2016年のワールドツアー以来、実に9年ぶりとなる単独公演であり、新曲『BULLY』を含むパフォーマンスを韓国のファンに初披露する貴重なステージになると期待されていた。

しかし、ヒトラーを称賛するという極めてセンシティブな内容の新曲がきっかけとなり、“ナチス美化”との批判が再燃。倫理的観点や世論の反発を受け、主催側は中止という判断を下したものとみられる。

(記事提供=OSEN)

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