LE SSERAFIMのワールドツアーに大衆音楽専門家が期待「海外でも大衆的な人気を得るだろう」

2025年05月05日 K-POP #LE SSERAFIM

ガールズグループLE SSERAFIMが本格的なワールドツアーに突入したなか、大衆音楽の専門家たちが彼女たちに対する期待の込められた展望を示している。

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LE SSERAFIMは来る5月6~7日の日本・名古屋公演を皮切りに、ワールドツアーの海外公演を始める。

続けて、大阪、北九州、埼玉を周った後、台湾・台北、香港、フィリピン・マニラ、タイ・バンコクを経て、シンガポールまで公演を継続する。9月にはポップ・ミュージックの本場であるアメリカ公演も行う予定だ。

これに先立ち、LE SSERAFIMは去る4月19~20日、仁川(インチョン)でデビュー後初のワールドツアーの出発を知らせる公演「2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’」を成功裏に終えた。

「LE SSERAFIMの新しいチャプター」という期待の込められた展望が示された理由は、仁川公演で披露したステージが完成度の面で大好評を博したためだ。

LE SSERAFIM
(写真=SOURCE  MUSIC)LE SSERAFIM

専門家たちはデビュー当初から現在までの流れに沿った緻密なセットリストと完成度の高いパフォーマンスが際立ったと好評した。

同公演では、2ndミニアルバムの同名タイトル曲『ANTIFRAGILE』のような代表曲から5thミニアルバム『HOT』の収録曲『Ash』『Come Over』、タイトル曲『HOT』のような新曲まで合わせて、デビューから続いてきた叙事を完結する演出によって一目でわかるように披露した。

特に、さまざまな噂に苦しめられ『ANTIFRAGILE』の歌詞のように“いばらの道”のようだったこの1年を振り返る過程で、成熟した態度と成長した実力を見せた点も高い評価を受けた。アーティストとしての本気と存在感を再度証明したと分析された。

LE SSERAFIM
(写真=SOURCE  MUSIC)LE SSERAFIM

キム・ソンファン大衆音楽ジャーナリストは、「この1年間、LE SSERAFIMを巡る憶測と噂はほとんど事実ではないことが続々と明らかになっているが、メンバーたちにとっては大きな打撃だった」として、「定量的な指標より定性的な部分で悪影響が非常に大きかった」と分析した。

続けて、「今回の初めてのワールドツアーでLE SSERAFIMが見せた完璧に近いステージは、これまでネット上で飛び交っていた言葉を払拭できることを再確認させた」と話した。

仁川公演は「さらに強くなった」というLE SSERAFIMの発言を自ら証明したものだった。150分の間、20曲以上を休む暇もなく披露し、安定した歌声と強烈なパフォーマンスを披露した。

昨年、アメリカ最大の音楽フェスティバル「コーチェラ」のステージ以来、彼女たちの歌唱力に問題があるという一部の人々の意見を静めるきっかけとなった。

メンバーたちの率直な告白にもファンは反応した。ユンジンは、「闇のなかを歩いていると、洞窟ではなくトンネルだということに気づいた」と明らかにしたほか、チェウォンは「強くなれる良い機会だった」と話した。

彼女たちは、自分が成長できるように応援してくれたFEARNOT(LE SSERAFIMのファンネーム)に愛と感謝を伝え、連帯と愛の価値を再び呼びかけた。

LE SSERAFIM
(写真=SOURCE  MUSIC)LE SSERAFIM

仁川公演の成功とワールドツアーへの期待が高まっている要因としては、デビュー当時から地道に築き上げてきたLE SSERAFIMならではのアーティストのアイデンティティを挙げる分析もある。

K-POPガールズグループのなかでも有数の完成度のパフォーマンスとビジュアルコンテンツが、差別化された結果に繋がっていると評価されている。

チャン・ジュンファン大衆音楽評論家は最近、グーグルAIアシスタントGeminiの機能を活用した『Come Over』のミュージックビデオと、ビートボックスアカペラグループBEATPELLA HOUSEとコラボした『EASY, CRAZY, HOT(BEATBOX REMIX)』のスペシャル動画に注目した。

彼は、「LE SSERAFIMの洗練されたトレンドは、単純に流行を追うものではなく、ほかの人が簡単にできない組み合わせを堂々と試みていることとして定義できる」として、「このような部分を音楽とビジュアルコンテンツによく溶けこませていることが強みだ」と伝えた。

LE SSERAFIMは1年間の苦難のなかでも、自分ならではの道を切り開いてきた。特に、海外市場では第4世代ガールズグループのなかでも唯一無二の成果を収め、世界的な影響力を証明した。

LE SSERAFIM
(写真=SOURCE  MUSIC)LE SSERAFIM

キム·・ソンファン大衆音楽ジャーナリストは、「初のドキュメンタリー『The World Is My Oyster』でよく伝わったように、LE SSERAFIMは誕生する過程そのものから互いに異なる道を歩んでいたメンバーが1つの目標に向かう“外人部隊”のような叙事がある」と述べた。

加えて、「メンバー1人1人に対する関心を持たせる良い条件を作ったため、素早くファンの心を引くのに適していた。授賞式のステージはもちろん、音楽番組でも単純に個性があるということを越え、特にメンバー全員が高難度の振り付けをこなすことができるのが強みだ」と評価した。

最後に、「今回のツアーはK-POPシーンで唯一無二のLE SSERAFIMならではのパフォーマンスを素晴らしい演出とともにうまく生かし、同時に過去2年間を網羅するキャリア面での成長を圧縮して見せた公演だ」とし、「海外市場でもより多くのファンを引き込むだけでなく、大衆的な人気へと広がっていくだろう」と予測した。

◇LE SSERAFIMとは?

BTSらを擁する韓国の大手芸能事務所HYBEが傘下レーベルSOURCE MUSICと共にローンチした初のガールズグループ。IZ*ONEメンバーとして活躍したキム・チェウォンと宮脇咲良を筆頭に、カズハ(日本人メンバー)、ホ・ユンジン、ホン・ウンチェらで構成された。2022年5月2日にデビューアルバム『FEARLESS』をリリースしてデビュー。直後にメンバーが1人脱退して5人組となったが、韓国はもちろん、年末にはNHK紅白歌合戦にも出場するなど日本でも話題となった。2023年1月25日、正式に日本デビューを果たした。

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