俳優キム・スヒョンが、モデルとして活動していたブランドから訴訟を起こされた。
4月29日、韓国メディア『YTN』の報道によると、キム・スヒョンと契約を結んでいた2社が、今月末にキム・スヒョンと所属事務所ゴールドメダリストを相手取り、約30億ウォン(約3億円)に上るモデル料返還および損害賠償請求訴訟を提起した。
さらに、キム・スヒョンがモデルとして活動中だった別の企業A社も、信頼関係の毀損を理由にキム・スヒョンとの契約を解除した。キム・スヒョンがモデルを務めるブランドは一つや二つではないため、今後訴訟金額はさらに膨れ上がる見通しである。
YTNの報道によれば、エンターテインメント専門のパク・ソンウ弁護士(法務法人ウリ)は「キム・スヒョンは15のブランドと広告モデル契約を結んでおり、国内契約を基準に1件あたりのモデル料は10億~12億ウォン程度とされている」と述べた。続けて「一社でも訴訟を提起した事実が明らかになれば、さらに多くの広告主が訴訟に加わる可能性がある」と伝えた。
一方、キム・スヒョンは未成年時代にキム・セロンと交際していたという疑惑に巻き込まれている。キム・スヒョンは、キム・セロン遺族および「カロセロ研究所」を相手に、110億ウォンの訴訟を提起した。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
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