格闘家の秋山成勲(あきやまよしひろ、チュ・ソンフン)が、自身にとって最も大切な場所を失ったと明かした。
4月15日、秋山成勲は大阪にある思い出の家が取り壊されたことを報告し、「初心に戻る場所が無くなった」と静かに心境を綴った。
あわせて公開された写真には、取り壊された家の跡地の前に立つ、寂しげな彼の後ろ姿が映し出されている。
秋山は、「大阪で生まれてから家族4人で小さい部屋は2つ、お金も無く頑張って仕事をして稼いでいた親父、母親も私達が寝てから夜の仕事」と振り返りながら、「私が苦難に遭った時ここに来て初心に帰り、自分を奮い立たせる。私にとってのパワースポット」と語った。
しかし、時が経ち、家はついに取り壊された。「建物も古いから、いつかはと分かっていたが、やはり心の中の何かが無くなった感じが否めない」と胸の内を明かした。
秋山にとってこの家は、単なる建物ではなく、家族との思い出や、人生を支えてきた記憶が詰まった“心のふるさと”だった。その背中からは、深い名残惜しさがにじみ出ている。
なお、秋山成勲はモデルのSHIHO(矢野志保)と2009年に結婚し、2011年に娘のサランが誕生。現在はYouTubeチャンネルなどを通じて、ファンとの交流を続けながら精力的に活動している。
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