BTS(防弾少年団)を中心にK-POPスターの活躍が続くなか、女性グループも海外市場に名乗りを上げた。
米ビルボードの「Billboard 200」(ビルボード200)で相次いで1位になったBTSをはじめ、
MONSTA X、NCT 127など男性アイドルグループがアメリカ、ヨーロッパなど海外市場で優秀な成績を収め、K-POPスターの“アメリカンドリーム”が夢でなく、現実となった。
これまでの成果だけを見ると、男性アーティストに限られているように見えたが、最近、女性アーティストらも海外進出を本格化させ、期待感が高まっている。
【注目】TWICE、“ファン必見”のYouTube動画配信へ
BLACKPINKは、マドンナやレディー・ガガらが所属するInterscope Records(インタースコープ・レコード)と契約を結び、グローバル活動に力を入れ始めた。
すでに日韓両国で愛されているTWICEは、アメリカを代表するレーベルの一つ、ユニバーサルミュージックグループ傘下のRepublic Records(リパブリック・レコード)と手を組み、海外市場の攻略計画を公式に明らかにした。そのため、アメリカ活動も期待されている。
I.O.I出身のチョンハもアメリカ進出が秒読みに入った。
チョンハはグローバル3大エージェントとされるICM Partners(アイシーエムパートナーズ)と契約し、ビヨンセ、ミーガン・フォックスなど世界的なスターと仲間になった。
10代の頃にアメリカで7年間生活したため、言葉のハードルもすでに解決しており、より活発な活動が期待される。BTSのRM、MONSTA XのI.Mなど成功を収めたK-POP歌手たちも「英語」を成功要因の1つとして挙げている。
最近、独自のカラーで人気を集めている(G)I-DLEも、TWICEと同じRepublic Recordsとパートナーシップを締結し、アメリカ進出を本格化した。新しいアルバムが海外58地域のiTunesトップ・アルバムチャートで1位に上がり、K-POPガールズグループ最高記録を更新したため、海外進出も期待できそうだ。
かつてBoA、Wonder Girlsらもアメリカ進出を試みたが、韓国での勢いに比べるとやや惜しい成績を残した。しかし、先輩歌手たちの努力と挑戦があったからこそ、現在の「K-POPロード」が成立した。後輩アーティストらがK-POPの新たな歴史を作ることができるのか、注目が集まる。
業界関係者は次のように述べた。
「K-POPの水準がかなり上がった。韓国アイドルの場合、他国でもお手本となっている。長年の練習生期間とシステマチックなトレーニングを経て、期待以上の実力とパフォーマンスを見せるからだ。それが、性別を問わず世界市場でも競争できる理由だ。新型コロナ19の影響で制約がある状況だが、その後を期待してみる価値がある」
前へ
次へ