バービィー・スーさんと再婚した韓国人夫、妻が残した120億円の遺産“放棄”を表明「権限は義母に」

2025年02月07日 話題

日本で急逝した台湾女優バービィー・スーさん(徐熙媛/韓国語読み:ソ・ヒウォン)の夫で韓国人歌手のク・ジュンヨプが、妻が残した約120億円の遺産を“放棄”する意思を示した。

【写真】ク・ジュンヨプ、バービィー・スーさんの頬にキス

ドラマ『花より男子』の台湾版『流星花園』で、ヒロインの牧野つくし役を演じたことで知られるバービィー・スーさんは、2月2日午前に東京の病院で息を引き取った。48歳だった。

家族で日本旅行中だったバービィー・スーさんは、滞在期間にインフルエンザと肺炎を併発したことで容態が悪化。救急搬送されたが、この世を去った。

バービィー・スーさんの再婚相手であるク・ジュンヨプは2月6日、自身のインスタグラムを更新。「2025年2月2日、私の天使が空に帰りました」と書き出し、長文のメッセージを投稿した。

「ヒウォンを哀悼してくださる多くの方々に、深い感謝の挨拶を申し上げます。今、私は言葉で表現できない悲しみと苦痛のなかで、はらわたが切れるような痛みの時間を過ごしています。何かを言う力もなく、言いたくもありませんでした」と、ク・ジュンヨプは妻の訃報後初めて心境を伝えた。

バービィー・スー、ク・ジュンヨプ
ク・ジュンヨプ(左)、バービィー・スーさん

投稿で注目を集めたのは、バービィー・スーさんが残した遺産と子どもの養育権に関する内容だ。

台湾のケーブルテレビ『ETTV(東森電視)』などが4日に報じたところによると、バービィー・スーさんは台湾国内に国立美術館の敷地や高級ペントハウスなど、複数の不動産を所有しているという。

同メディアの推算では、元夫で大富豪2世のワン・シャオフェイ(汪小菲)との離婚時に分与された資産を加えると、総資産は6億元(日本円=約120億円)以上に達するという。

この遺産をめぐって、2022年3月にバービィー・スーさんと再婚した現夫のク・ジュンヨプは、相続財産の半分を要求することができるが、婚姻維持期間が短いため、これが容易ではないという観測が出た。

また、台湾では婚姻届を出していないという報道が出るも、これが事実ではないとも伝えられた。そのため、遺産相続に対する関心が高まっていた。

こうした敏感な事案に、ク・ジュンヨプ本人が言及した。

ク・ジュンヨプは「そのすべての遺産は、生前、ヒウォンが愛する家族を守るために血と汗を流して集めたものなので、私に対する権限は義母にすべて差し上げるつもりだ」とし、「子どもたちの権限は悪い人たちが手を出せないよう、弁護士を通じて子どもたちが成人になるまで保護してくれるよう法的な措置を執ろうとしている」と説明した。

バービィー・スーさんが生前に前夫と法的紛争があったことを受け継ぎ、子どもたちの養育権をめぐる争いも放棄しないという立場だ。金よりも、故人が愛した家族を守るということだ。

そして最後、ク・ジュンヨプは「私にとって、ヒウォンと一緒に過ごした時間は世界の何とも代えられない、大切で価値のある贈り物だった。私はヒウォンが一番愛する家族を守ることが、最後に私がすべきことだと思う」とし、「私たちのヒウォンをたくさん愛してくれて、哀悼してくださったすべての方々にもう一度頭を下げて感謝を表する」と伝えた。

この投稿に、韓国国内外のファンもバービィー・スーさんを追悼するとともに、ク・ジュンヨプに慰労と応援のコメントを送っていた。

ク・ジュンヨプとバービィー・スーさんは20年前に恋人関係だったが、1年で破局した過去がある。ただ、バービィー・スーさんが前夫と離婚後、ク・ジュンヨプが彼女に連絡したことをきっかけに復縁。そうして2022年3月に再婚し、劇的に結ばれることになった。

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