「“社内イジメ”を黙認」女性キャスターの死が暴いた韓国TV局の闇、元キャスター議員が告発「まるで大学のサークル」

2025年02月05日 話題

韓国放送局MBCの元アナウンサーで、現在は「国民の力」の議員のペ・ヒョンジンが、後輩の死にして言及した。

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2月4日、ペ議員は現地メディア『ニュース1』のインタビューで、古巣の社内文化について「問題をもみ消す体質がある」と明言。「まるで大学のサークルのように人間関係が重視され、そこで嫌われると幼稚で暴力的ないじめに発展する」と指摘した。

ペ議員は2008年にMBCへと入社し、ニュース番組のキャスターを務めていた。しかし、2012年のMBC労組ストライキの際に労組を脱退してキャスターに復帰。その後、2017年の公営放送ゼネストで解任されたチェ・スンホ社長が新たに就任すると、2018年3月に退社した。

ペ・ヒョンジン、オ・ヨアンナさん
(写真=MBC、SNS)ペ・ヒョンジン(左)、オ・ヨアンナさん

ペ議員はMBC内にはいじめを黙認・容認する文化があると主張し、「オ・ヨアンナは会社にSOS(救助要請)を送ったが無視された。これが最大の問題だ」と批判した。

オ・ヨアンナさんは2021年のMBC公開採用で気象キャスターに合格し、活躍していたが、昨年9月に28歳の若さで亡くなった。そして1月27日、あるメディアが彼女の携帯電話から「職場内いじめの被害を訴える遺書が発見された」と報道し、大きな波紋を呼んだ。

報道によると、彼女は亡くなる前にMBC関係者4人にいじめを訴えたものの、無視されたという。遺族は「真実を知りたい」とし、「加害者の謝罪と、MBCによる正式な謝罪放送」を求めている。

これを受けてMBCは、オ・ヨアンナの死から4カ月が経過した後に、職場内いじめ疑惑を調査するための真相調査委員会を発足し、現在調査を進めている。

(記事提供=OSEN)

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