V6とのコラボ曲もリリースした初代K-POP女性グループの元メンバーが、古巣の30周年特番で“顔を消されていた”と話題だ。
1月28日に韓国SBSで放送されたSMエンターテインメント30周年記念特別番組『K-POPザ・ビギニング:SMTOWN 30』では、K-POP初のガールグループ「S.E.S.」の歴史が振り返られた。
過去映像などが流れるとMCも大興奮。SHINeeのキーは「本当に伝説だった」と喜び、少女時代のユナもまた「私はS.E.S.先輩を見て夢を育んだ。特技自慢もS.E.S.の歌で練習した」と話した。
しかし、3人の内、シューのみ“ぼかし処理”がなされていたことで視聴者の注目を集めた。
というのも、シューは過去に有罪判決を受けたことがあるからだ。
彼女は2016年8月から2018年5月にかけて、マカオなどの海外で、26回・約7億ウォン(約7500万円)の常習賭博に興じた疑惑が浮上。その後、2019年2月に懲役6カ月、執行猶予2年、80時間の社会奉仕を宣告された。
これにより、放送局のKBS、MBCはシューを出演停止芸能人リストに登録。今回処理を施したSBSは出演停止リストこそないものの、社会的に物議を醸した人物だけに、対応したものと思われる。
『K-POPザ・ビギニング:SMTOWN30』ではシューのほかにも、飲酒運転疑惑のシン・ヘソン(SHINHWA)、暴行・飲酒運転疑惑のカンイン(元SUPER JUNIOR)にも処理が施されていた。
◇シュー プロフィール
1981年10月23日生まれ。14歳まで横浜で育つ。1997年11月に韓国デビュー、翌年10月に日本デビューを果たした。V6とのコラボ曲『One』を日韓両国でリリースしただけでなく、シューはV6メンバーの井ノ原快彦とドラマや舞台で共演した。2002年末にS.E.S.解散後、シューは2010年に元バスケットボール選手のイム・ヒョソンと結婚し、一男二女の母に。だが2016年8月から2018年5月にかけて、計7億9000万ウォン(約7900万円)規模の常習賭博をした疑惑を受けたことがあり、2019年2月に懲役6カ月、執行猶予2年、社会奉仕80時間を宣告されて自粛。だが2022年初め、S.E.S.メンバーのユジン、パダの助けで4年ぶりに復帰し、賭博根絶広報大使になるなど、多様な分野で活動している。
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