俳優チョン・へインとチェ・スビンが、“片想いロマンス”で春を訪れを感じさせる。
3月16日、韓国の新ドラマ『半分の半分』(原題)の制作発表がオンライン生配信され、イ・サンヨプ監督、俳優のチョン・へイン、チェ・スビン、イ・ハナ、キム・ソンギュらが出席した。
『半分の半分』はチョン・へイン扮する人工知能プログラマーのハウォンと、チェ・スビン扮するクラシック音楽のレコーディングエンジニア、ソウによる“自由な片想い”の物語。
ドラマ『ショッピング王ルイ』『知ってるワイフ』などを演出したイ・サンヨプ監督と、ドラマ『空港に行く道』、映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』などで知られるイ・スギョン脚本家がタッグを組む。
イ・サンヨプ監督は「大切なものを見つめるドラマだ。視聴者をときめかせる作品になるだろう」と今後に期待した。
主演キャストの起用については、「へインさんの知性と鋭さを生かせるキャラクターがいたら面白そうと考えた。スビンさんは新人のときから見てきて、とても良い女優になってくれて有難い」とし、「ハナさんはどんなキャラクターでもハナさんならではの魅力がある。静かなエネルギーがあってポジティブな人だ。ソンギュさんはとても気になっていた。強いキャラクターがロマンスを演じると、どうなるのか興味があった」と明らかにした。
俳優たちが出演を決めた理由についても関心が集まった。
チョン・へインは「イ・スギョン脚本家のファンだった『ユ・ヨルの音楽アルバム』の撮影時から、次回作はこの人とやると決心していた」と明かし、「監督とのミーティンや、現場での話し合いを通じて楽しく作品を作れそうだと確信した。また、人工知能という新しい題材を扱っているので、挑戦したいと思った」と話した。
再びロマンス作品を選んだことについては、「普段もロマンス作品が好きでよく見るほうだ。見ていると気持ちが和むので」と笑った。
チョン・へインは劇中、愛する女性の心の半分の半分、小さな欠片だけあれば十分だと信じる“純情男”ハウォンを演じる。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『ある春の夜に』を通して“ロマンス職人”に生まれ変わったチョン・へインが描く片想いは、どんなときめきを抱かせるか注目が集まることろだ。
チェ・スビンは劇中、ハウォンの片想いが気になるクラシック音楽のレコーディングエンジニア、ソウ役を務める。
約1年6カ月ぶりにドラマ復帰するチェ・スビンは「ソウという人物は誰かのために、心から応援をする愛にあふれた人物だ。こんな温かい姿を上手く演じたら、視聴者の方からも温かく見守っていただけるんじゃないかと思う」と言い、「『半分の半分』を通して、また次の作品も期待される女優になりたい」と語った。
主人公ハウォンと時には友達、時には家族のように過ごすムン・スンホ役を演じるのは、イ・ハナ。
久々のロマンス作品出演となるイ・ハナは「ドラマ『ボイス』に3年を費やしてきたので癒されるドラマを勧められ、やりたい要素をたくさん見つけた。『ボイス』制作陣も応援してくれた。デビュー作の『恋愛時代』も思い出され、実家に帰ってきた感じ」と言いながら「演じ方、表情、すべてが前作と違うので期待して頂けると嬉しい」と、キャラクター紹介を付け加えた。
キム・ソンギュはハウォンが思いを寄せる女性の夫で、スランプに陥ったクラシックピアニストのカン・インウク役に扮する。
今回が初のロマンス作品となるキム・ソンギュは、「安易ではないが、以前演じた映画作品のキャラクターがあまりにも暗かったので『半分の半分』での撮影で癒されている。今回はピアニスト役なので外見にも気を使っている」と言い、「特別に外見管理をしている、というより今までの自分があまりにも意識が低かった」と、笑いを誘った。
新ドラマ『半分の半分』は、韓国tvNにて3月23日よる9時放送予定。
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