ソン・ジュンギも「久しぶりに嫉妬した」と脱帽、日本公開も決定の『満ち足りた家族』の魅力

2024年10月25日 映画 #韓国映画

日本での公開も決まった映画『満ち足りた家族』(原題『普通の家族』)が多彩な舞台挨拶イベントを実施し、映画ファンを満足させている。

【写真】ソン・ジュンギ、“妊娠中のイギリス妻”と2ショット

本作は、何不自由ない満ち足りた生活を送る一家が、ある日突然、子供たちに関する恐るべき秘密に直面するという物語。日本では2025年1月17日より全国ロードショーとなる。

日本に先駆けて封切られた韓国では、様々な舞台挨拶イベントが行われている。

「巨大なトルネードが押し寄せてくる」

10月14日にはソウルに位置するシネコン「CGV永登浦(ヨンドゥンポ)」で、本作で主演を務めたチャン・ドンゴン、ホ・ジノ監督、そして『アシュラ』(16)、『ソウルの春』(23)を手がけたキム・ソンス監督、映画専門メディア『シネプレイ』のチュ・ソンチョル編集長による舞台挨拶イベントが行われた。

『満ち足りた家族』、チャン・ドンゴン
(写真=Hive media corp)作品について語る主演のチャン・ドンゴン(中央左)

今回イベントに招待されたキム・ソンス監督は、ホ・ジノ監督と新人時代からの仲だ。盟友の最新作についてキム・ソンス監督は、「巨大なトルネードが押し寄せてくるような息詰まるサスペンスだ。さらに、大きな戸惑いを隠せないエンディングが待ち受けている」と称賛を惜しまなかっただけでなく、2度も鑑賞したと明かした。

また、「2回目に観ると、音楽の良さに気づいた。どうして、こんなに強烈でありながらも優雅で力のある音楽が私用されたのか。音楽が最高だった」として、演出の魅力を最大化させる劇伴についても触れた。

続いてチュ・ソンチョル編集長が「ホ・ジノ監督とチャン・ドンゴンさんの出会いは、いつも新しい期待を持たせてくれる」と言及すると、名指しされたチャン・ドンゴンは「私の中から何かを取り出して演じられるキャラクターだったので、とても新しく、人間の二面性や心理をとてもよく扱う監督なので、良い作品になるという期待を持って撮影に臨むことになった」として、ホ・ジノ監督に対する厚い信頼を告白。“これまでにないチャン・ドンゴン”への期待感を呼び起こした。

14日に続いて、18日にはロッテシネマワールドタワーでも同様のイベントが実施された。ホ・ジノ監督、チャン・ドンゴンに加えて、俳優のソン・ジュンギも同席していた。

「各々の結論を討論できる良い映画」

この場でソン・ジュンギは「各々の結論を討論できる作品で良い映画だと思った。観客、あるいは(俳優の)後輩の立場としては、本当に久しぶりに映画とキャラクターに嫉妬した」として、作品が問いかけるヘヴィなテーマとキャラクターを絶賛。続いて、ドラマ『アスダル年代記』(19)での共演経験があるチャン・ドンゴンの演技については、「(チャン・ドンゴンは)常に、“落ち着き”を維持する代名詞だ。そのような先輩が映画では正反対な役で出てきたので、熱い不慣れさをとても感じた」として、チャン・ドンゴンの変身に対する驚きを表現した。

『満ち足りた家族』、チャン・ドンゴン、ソン・ジュンギ
(写真=Hive media corp)左からチャン・ドンゴン、ソン・ジュンギ、ホ・ジノ監督

また、チャン・ドンゴンは今作で見せた演技について、「道徳的優越感を持っており、人間の二面性を表現したかった。個人的にも、自分がどのような人間なのかを深く考えるようになった」と明かし、最後に「考えさせられる映画で、観客の皆さんに恩返しできるのではないかと思う」と締め括った。

(記事提供=OSEN)

【写真】チャン・ドンゴン、“女を品定め”の裏の顔

【画像】ソン・ヘギョとの離婚が原因?ソン・ジュンギ“薄毛写真”

【写真】チェ・ジウ、“ヨン様”と再会!? 懐かしさにファン感涙

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集