歌手ジェジュンが、SMエンターテイメントの創立者イ・スマンとのエピソードを語った。
10月16日、トークバラエティ『ラジオスター』（MBC）は放送に先立ち、先行公開映像を公開した。
この日の先行公開映像で、MCユ・セユンはゲストとして出演したジェジュンに「元所属事務所の社長であるイ・スマン先生に会ったことがあるようですね？」と質問。ジェジュンは「飛行機で偶然」と答えた。
キム・ジェジュンは2003年に東方神起のメンバーとしてデビューしたが、2009年に当時の所属事務所SMエンターテインメントを相手に不公正専属契約紛争を起こした過去がある。
ジェジュンは「だいたい4年前ぐらいのこと」と、イ・スマンと遭遇した当時の状況を伝え、MCのキム・グラは「（所属事務所を移して）時間がかなり経ってから会ったんだね」と驚いた。
ジェジュンは「僕の隣の席だった。席に座ったが、とても久しぶりでもあり、これまで積もった気持ちを伝えたかった」と話した。
キム・グラは「時間が10年経ったからこそ話せる」と共感し、ジェジュンは「はがきを乗務員の方から貰い、2時間の間（手紙）を書いた。飛行機を降りる時に先生に差し上げた。“頑張って”と言って降りて行かれた」と、当時の状況を説明した。
ジェジュンは「飛行機の中でお互いの存在は知っていたのか」という質問に「当然だ。挨拶もした。話せる状況ではなかった。それで満足していた」と伝えた。
続けて、「後で関係者の方とSUPER JUNIOR・ヒチョルさんを通じて聞いたが、先生が他の場所に行って自慢ではない自慢のような…分かりますよね？“この前ジェジュンに会ったんだけど、私に手紙をくれた”といった話を3・4回ほどされたそうだ」と後日談を明かした。
ジェジュンは「うまく手紙を書いて先生に気持ちを伝えられたんだなと思った。とてもありがたかったし、感謝の思いが大きかった。もちろん色々な事件があったが、今私がこのように存在するのはとにかく当時の先生がデビューをさせてくれて、今の私を作ってくれたからなので感謝の気持ちを伝えた」と率直な気持ちを語った。
なお、ジェジュンがゲストで出演する『ラジオスター』は本日（10月16日）22時30分に韓国で放送される。
◇ジェジュン プロフィール
1986年1月26日生まれ。歌手を夢見て2001年に単身でソウルにわたり、同年9月に開催されたSMエンターテインメントによるオーディション「第2回SMベスト選抜大会」でスタイルトップ部門1位を獲得。新聞配達や工事現場といった複数のアルバイトで生計を立てながら練習生としてレッスンに通った。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJとして活動。2017年以降はソロ歌手として日韓で多方面に活動しており、L’Arc～en～CielのHYDEや城田優、Mattなど、日本の著名人とも親交が深い。
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