韓国で活動している、自ら未婚の母を選択したタレント藤田小百合が、思いもよらない難関にぶつかった。
藤田は10月10日に韓国で放送されたバラエティ番組『パパは花中年』（原題、チャンネルA）に出演し、3歳の息子ゼン君の教育方法を公開した。
この日の放送で藤田は、ほかの出演者たちに未婚の母としての育児の苦労を吐露すると、「息子に父親の存在を聞かれないの？」とデリケートな質問を受けた。
藤田は2020年11月に西洋男性の精子提供を受け、ゼン君を出産。未婚状態で子供を産んで“自発的非婚母”と呼ばれたかと思えば、出産から4カ月後に出演した番組で“自発的非婚母”になることを決心した理由を明かしたこともある。
続いて藤田は、「ゼンが、保育園の友達がお父さんと登下校する姿を見ながら、“うちのお父さんはどこにいるの？お父さんに会いたい”と聞いてくる」として、「遠回しに言う方が、かえって混乱させるかと思い、子犬2匹と叔母さん、焼肉屋のおばさん、マネージャーのおじさんはいるが、お父さんはいないと正確に答える」と、独自の育児方法を披露し、注目を集めた。
そして、「最近は、私が“ゼンのパパはどこにいるの？”と尋ねると、むしろゼンの方から“パパはいないが、ママが僕のことをとても愛している”と答えるし、自然に受け入れている」と付け加えたりもした。
特に、本編に先駆けて公開された予告編では、ゼン君が「僕は男の子」と言って藤田がトイレに同伴することを拒否する姿が確認できた。ゼン君は一人でも必ず男子トイレに行くという。
当初は両親の役割を果たす藤田が「とても悩んでいる」と難関にぶつかった姿が描かれたが、ゼン君はたくましく育っているようだ。
（記事提供＝OSEN）
◇藤田小百合 プロフィール
1979年10月13日生まれ。東京都出身。韓国で活動する日本人タレント。2007年の韓国KBS2バラエティ番組『美女たちのおしゃべり』（原題）でブレイク。その後、韓国で数々のバラエティ番組に出演して顔を知らせた。40代に突入すると、子宮年齢がすでに「48歳」という診断を受け、自発的に“未婚の母”になることを決意。精子バンクに保管された西洋男性の精子提供を受けて妊娠し、2020年11月に日本で3200gの男児ゼンを出産した。
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