俳優のチャン・ドンゴン(52)が6年ぶりにスクリーンに復帰する。映画『普通の家族』(原題)に出演するのだ。
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映画『普通の家族』は、各自が信念を持って生きてきた4人が子供たちの犯罪現場が収められた監視カメラ映像を見たことで、すべてが崩れていく姿を描いたサスペンスだ。
チャン・ドンゴンが演じる「チェギュ」は、原理原則を重要視し、名誉のためなら困難もいとわない道徳的で優しい小児科医。人を生かすことを職業とし、確固たる価値観を持つ人物だが、ある日、自分の子供の衝撃的な犯罪を知ることになる。
自分が正しいと信じる信念と相反する現実に直面したチェギュは、どんな選択をとるのだろうか。
チャン・ドンゴンが映画に出演するのは、実に6年ぶりだ。デビューからコンスタントに映画に出演してきた彼がこれほどの空白期を過ごしたのは、私生活の問題があったことも無関係ではないだろう。
ドラマ『ファイナル・ジャンプ』『イヴのすべて』『紳士の品格』、映画『友へ チング』『ブラザーフッド』など数々のヒット作に出演したチャン・ドンゴン。日本でも“元祖・韓流四天王”の一人に数えられるトップスターだったが、2020年にイメージに大きなダメージを受けた。
親友と知られる俳優チュ・ジンモが携帯電話をハッキングされる被害に遭ったのだが、その過程で彼のプライベートな会話の一部が流出した。そこには女性を品定めするような内容が含まれており、それがチャン・ドンゴンとの会話とされて物議をかもした。
端正なビジュアルで紳士的なイメージの強かったチャン・ドンゴンだっただけに、低俗な言葉遣いや歪んだ道徳性の“裏の顔”は、大衆に大きな衝撃を与えることになった。
議論が大きくなってもチャン・ドンゴンは沈黙し続け、芸能活動を中断した。自粛の時間を過ごし、ドキュメンタリー『チャン・ドンゴンのバック・トゥ・ザ・ブックス』シーズン2で3年ぶりにテレビ復帰を果たし、2023年には『アスダル年代記:アラムンの剣』でドラマ復帰した。
そして今回、6年ぶりにスクリーン復帰することになる。
チャン・ドンゴンは『普通の家族』について「自分はどんな人間なのか、もし自分だったらどのような行動をしただろうかと考えさせられる作品」と語った。一度、イメージに傷がついたチャン・ドンゴンが「道徳的で優しい小児科医」をどう演じるか注目される。
映画『普通の家族』は10月に韓国で公開される予定だ。
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