警察の調査によって、オム・テウンの性的暴行の容疑は、女性とお店ぐるみの陰謀だったことが明らかとなり、女性たちは詐欺罪に処された。
しかし、オム・テウンが女性に金銭を払って性行為をしたことは事実であり、彼には売春容疑で罰金100万ウォン(約10万円)が宣告された。
しかも、オム・テウンが起こしたこの事件により、妊娠中の妻はそのストレスで流産してしまう。一晩の遊びのつもりが、店ぐるみの恐喝に巻き込まれ、生まれてくるはずだった命まで失ってしまったオム・テウン。
その悲しみは計り知れないが、俳優としてもいまだ苦しい立場にある。
スキャンダルを乗り越え、2017年に映画『フォークレーン』に主演して復帰するが、ヒットはせず。
2018年12月に新たな所属会社としてかつて所属したHuayi Brothers Koreaと専属契約を交わすが、映画はもちろん、ドラマにも出演していない。
かつては吸引力のある演技で“オム・フォース”(オム・テウンと映画『スターウォーズ』シリーズの「FORCE」を組み合わせた造語)と呼ばれた実力者だけに、文字通り“復活”を期待したいが……。