早田ひなを称えたシン・ユビンが韓国メディアに語った本音「私に勝った相手は皆…」

韓国20年ぶりとなる卓球女子シングルスのメダル挑戦は失敗したが、シン・ユビン(20、大韓航空)の未来は明るい。

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シン・ユビンは8月3日(日本時間)、フランス・パリで行われた2024年パリ五輪の卓球女子シングルス銅メダル決定戦で早田ひな(5位、日本)にセットスコア2-4(11-9、11-13、10-12、7-11、12-10、7-11)で敗れた。

6ゲームのうち、3ゲームがデュースまで向かう接戦だった。第1セットを先取して咆哮したシン・ユビンだが、早田を越えることができなかった。早田との対戦戦績は5戦全敗の劣勢を続けている。

シン・ユビン、早田ひな
シン・ユビン(左)、早田ひな

だが、シン・ユビンにとっては意味ある一歩だ。

韓国卓球が五輪の卓球シングルスでベスト4入りに成功したのは、2004年アテネ五輪の女子シングルスのキム・ギョンア(銅メダル)、男子シングルスのユ・スンミン(金メダル)以来、およそ20年ぶりのことだ。女子シングルスでメダルを取ったのは、1992年バルセロナ五輪のヒョン・ジョンファ(銅メダル)とキム・ギョンアだけである。

シン・ユビンはオリンピック初出場となった2020年東京五輪では、シングルス3回戦で早期に脱落した。2021年に行われた東京五輪から、今大会までに急激な成長を遂げたわけだ。4強で会った陳夢(中国)とも互角の勝負を繰り広げた。

シン・ユビンは女子卓球の未来だ。

2004年生まれでまだ20歳に過ぎない。にもかかわらず、世界の舞台での経験は豊富。2020杭州アジア大会では、女子ダブルスでチョン・ジヒと組んで金メダルを獲得している。

今大会でも混合ダブルスでイム・ジョンフンと銅メダルを獲得した。韓国卓球が五輪でメダリストを輩出したのは、2012年ロンドン五輪・男子団体戦銀メダル依頼、12年ぶりのことだ。

シン・ユビンはシングルスでの敗北後、早田ひなにお祝いの言葉を送ったが流れる涙と悔しさは隠なかった。

「私に勝った相手は皆、長い間一生懸命黙々と努力してきたと思う。認めて学ぶ点はまた学ばなければならない。私も長い間、黙々と練習すれば良いと思う。残念ですけど、これが今の私のベストであり、実力だと思う。すべてのレベルが一段階ずつアップグレードされてこそ、より良い卓球ができると思う」と話した。

そんなシン・ユビンはシングルスでの悔しさを乗り越え、5日から行われる女子団体戦に出場する。

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