女子バレー韓国代表がFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)4連敗を喫した。
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フェルナンド・モラレス監督率いる韓国は6月3日(日本時間)、米テキサス州アーリントンで行われたVNL第2週の4戦目でカナダ(世界ランキング10位)にセットカウント0-3(15-25、12-25、18-25)で敗れた。
韓国は第2週の初戦ブルガリア戦(セットカウント2-3で敗戦)で勝ち点1を獲得したのを最後に、ポーランド(同3位)、トルコ(同1位)、カナダに3連続ストレート負けを喫し、第2週の日程を終えた。
第1週最終戦でタイ(同13位)を下し、VNLで2021年6月15日のカナダ戦以来約3年ぶり、そして31試合ぶりとなる勝利を収め、2021年から続いた“30連敗”の記録をストップさせていた韓国。だが、第2週で再び連敗の泥沼に陥った。
大会前の世界ランキング40位から一時は37位まで引き上げた韓国だが、第2週終了時点で39位と、再び順位を下げることになった。
一方的な試合だった。
毎セットで20得点にも達しなかった。アタックの得点はカナダ(44得点)の半分にも満たない21得点にとどまり、ブロック(5-8)、サーブ(4-9)などあらゆる面で圧倒された。これと言って目立つようなプレーもなかった。
韓国の最多得点者はチョン・ジユン(23)の6得点。イ・ジュア(23)も6得点を記録したが、力不足だった。
第2週を終え、1勝7敗の勝ち点4で16チーム中13位とした韓国。
第3週は日本の福岡県に移動し、6月12日の日本(同6位)との初戦を皮切りに、13日にフランス(同19位)、14日にイタリア(同4位)、16日にオランダ(同9位)と対戦する予定だ。
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