韓国代表とアジアカップで優勝を争う日本代表に“赤信号”が灯った。
足首を負傷したFW三笘薫(26、ブライトン)に続き、攻撃陣の“柱”となるMF久保建英(22、レアル・ソシエダ)が、代表合流直前の試合で左太ももを負傷したのだ。
ソシエダは1月4日(日本時間)、久保が前日の3日に行われたラ・リーガ第19節のアラベス戦で左太ももを負傷したと発表した。なお、試合は1-1の引き分けに終わった。
続けて、ソシエダは「理学療法を開始した。今後数時間以内に、久保は日本代表に合流するために出発する。そこで治療を続ける」と伝えた。
太ももは、久保と親友関係で知られる韓国代表MFイ・ガンイン(22、パリ・サンジェルマン)も昨年8月に負傷した部位だ。
ただ、イ・ガンインの太もも負傷は軽微なもので、早期に回復していた。
久保の負傷程度は正確には伝えられていないが、ただでさえ主力負傷の影響に動揺している日本代表としては悪材料に変わりはない。
実際、日本代表でエース級の活躍を見せる三笘は、昨年12月22日に行われたプレミアリーグ第18節クリスタル・パレス戦で負傷し、以降も欠場を続けている。ただ、日本代表率いる森保一監督はアジアカップのメンバー26人に三笘を含めている。
久保も昨年、9月のラ・リーガ月間MVPを受賞するなど、シーズン序盤から快調のコンディションを見せつけてきた。
しかし、肋骨にひびが入る負傷で一時的に戦列離脱。最近になって復帰したが、今度は予期せぬ太もも負傷により、最上のコンディションを仕上げることへの困難が予想される。
久保は2023-2024シーズン、ラ・リーガで18試合に出場し、6ゴール3アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグでは6試合で1アシストを記録するなど、ソシエダの攻撃をけん引している。
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