格闘技イベント「BreakingDown」にも出場した醤油ニキ(27)が、韓国格闘家との“因縁の対決”を制した。
12月16日、ソウル西大門区弘恩洞(ソデムング・ホンウンドン)のスイスグランドホテルで行われた「ROAD FC 067」の-80kg級ファイター100スペシャルマッチでは、醤油ニキと韓国のコメディアン兼格闘家のユン・ヒョンビン(43)が激突した。
醤油ニキとユン・ヒョンビンは、今年11月に行われた韓国の格闘技イベント「FIGHTER 100」で熾烈な“神経戦”を繰り広げた。
当時は、醤油ニキがローブローで韓国の選手のファウルカップを潰したことが発端となった。現場にいたユン・ヒョンビンはこの行為に激怒して抗議したが、醤油ニキがユン・ヒョンビンの足を蹴ったことで、2人の間に深い溝が生まれることになった。
また、11月23日に行われた「ROAD FC 067」の記者会見では、醤油ニキがユン・ヒョンビンに頭から醤油をかける“醤油テロ”事件が発生した。
当時、ユン・ヒョンビンは怒りをこらえながら「試合の日、お前は死ぬ」と言い放ち、試合を通じて復讐することを誓っていた。
醤油ニキは「BreakingDown」で行われた試合で4勝2敗を記録。一方、ユン・ヒョンビンは2014年の「ROAD FC」デビュー戦1ラウンドKO勝利以外に、KBI(韓国拳闘人協会)名誉CHAMPION、全国生活体育ボクシング大会2戦2勝、「BreakingDown」1戦1勝を記録している。
そして今回、100秒試合が始まると、醤油ニキとユン・ヒョンビンの熱い乱打戦が繰り広げられた。ユン・ヒョンビンは醤油ニキのテイクダウンを受けたが、スタンディングルールにより立ち上がった。
審判の判定結果、1人が同点、2人が醤油ニキに手を挙げた。これにより、ユン・ヒョンビンは敗北を味わうことになった。
醤油ニキは試合後のインタビューで、「醤油をかけたことは申し訳ない。実際、韓国を愛している」とし、韓国語で「サランヘヨ(愛しています)」と伝えた。
醤油ニキの謝罪を受け入れたユン・ヒョンビンは、「私が出るときに息子が聞いてきた。“お父さん、ここで負けたらチャンピオンを奪われるの?”って。それで、“お父さんはチャンピオンではなかったよ”と伝えた」とし、関係者に感謝の挨拶を伝えた。
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