AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの浦和レッズ戦で負傷交代した浦項(ポハン)スティーラーズのMFコ・ヨンジュン(22)が、パリ五輪世代のU-22韓国代表を辞退した。
韓国サッカー協会(KFA)は11月10日、フランス遠征に臨むU-22韓国代表のメンバーからコ・ヨンジュン、GKキム・ジョンフン(22、全北現代モータース)、DFキム・ジュファン(22)が負傷により外れたことを発表した。
また、3人の代替選手としてFWオム・チソン(21、光州FC)、DFミン・ギョンヒョン(21、仁川ユナイテッド)、GKムン・ヒョンホ(20、忠南牙山FC)が新たに招集された。
コ・ヨンジュンは去る8日、浦項スティールヤードで行われた浦和とのACLグループJ第4節に先発出場した際、後半27分に浦和DF明本孝浩(25)の足裏を見せたタックルが右足に入り、プレーを続行できず負傷交代となっていた。
なお、明本は同プレーによりレッドカードで一発退場。試合は浦項が2-1で勝利した。
浦項を率いるキム・ギドン監督は試合後の記者会見で「コ・ヨンジュンは足首が腫れている状態で、アイシングをしている」と負傷状態を明かし、翌日に精密検査を受けると伝えていた。ただ、検査結果について現在までクラブからの発表はない。
なお、ファン・ソンホン監督率いるパリ五輪世代のU-22韓国代表は来る13日からフランス遠征に発つ。17日に現地のプロチームと練習試合を行い、20日にティエリ・アンリ監督率いるU-21フランス代表と強化試合を行う予定だ。
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