「最も警戒すべき対象は酒井宏樹選手」浦和レッズと激突する韓国・浦項が“日韓対決”前に語ったこと【一問一答】

浦項(ポハン)スティーラーズの指揮官と選手が、浦和レッズとの“日韓対決”へ意気込みを語った。

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10月24日、日本の埼玉スタジアム2002ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループJ第3節の浦和対浦項が行われる。

試合に先立ち、23日に記者会見が行われ、浦項からはキム・ギドン監督とMFコ・ヨンジュン(22)が出席した。

浦項は現在、Kリーグ1(第34節終了時点)で15勝14分5敗の勝ち点59とし、首位・蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ/勝ち点67)と8ポイント差の2位につけている。

また、ACLではここまでの2試合、初戦でハノイFCに4-2で勝利し、第2節も武漢三鎮にホームで3-1の逆転勝利。2戦全勝の勝ち点6で、2位の浦和(勝ち点4)と2ポイント差の首位としている。

キム・ギドン監督、コ・ヨンジュン
(写真提供=浦項スティーラーズ)左から2番目からキム・ギドン監督、コ・ヨンジュン

「酒井宏樹選手が最も警戒すべき対象」

浦項の会見の一問一答は以下の通り。

―試合に向けた感想は。

キム・ギドン監督「ACLに参加しながら“初戦が重要だ”と話した。これからはすべての試合が重要に感じられる。明日の試合が16強に進むための分水嶺になると思う。着実に準備したので、良い結果をもたらすことができると信じている」

コ・ヨンジュン「Kリーグの試合も多いなか、日本にACL遠征に来ている。今回の試合は韓日戦でもあるだけに、日本のチームを相手に良い結果を持ち帰りたい」

―浦和の監督が印象深い選手としてコ・ヨンジュン選手を挙げていたが。

コ・ヨンジュン「相手監督からそう言っていただけるのは本当に気分が良いことだ。よく見てくださった分、明日の試合をしっかり準備して良い結果を出せるようにしたい」

―浦和が浦項に対して気を付けなければならない部分があるだろうか。

キム・ギドン監督「浦和の監督がコ・ヨンジュンを高く評価していたが、コ・ヨンジュンに気を付けなければならないのではないか」

―浦和の選手のなかで注目している選手はいるか。

キム・ギドン監督「映像を見ながら、全体的に我々と似たような感じを持っていると思った。チームが組織的に動いているような感覚だ」

コ・ヨンジュン「DFの酒井宏樹選手が気になる。最も警戒すべき対象だと思う」

キム・ギドン監督、コ・ヨンジュン
(写真提供=浦項スティーラーズ)

―浦項がKリーグ2位を走っているが、現在負傷者が多い。現在のチーム状態についてどう思うか。

キム・ギドン監督「現在、我々は100%の戦力ではない。シーズン序盤は負傷の空白を若い選手たちが上手く埋めてくれた。その後、今はヴァンデルソン、オーベルダン、グラント、ペク・ソンドンが抜けた。厳しい状況だが、明日の試合でもほかの選手たちがその空白を上手く埋めてくれると信じている」

―現在、ACLグループJで1位だ。今の状況では勝ち点1だけ獲得しても肯定的ではないか。

キム・ギドン監督「試合を準備する過程で、引き分けるために準備する監督はいない。勝利のために準備した。試合をしてみて、勝敗は天が決めるものだ。最善を尽くして引き分けたのであれば、それは失敗ではないと思う」

―パリ五輪を準備する世代だ。同世代の日本人選手で印象深い選手はいるか。

コ・ヨンジュン「日本では久保(建英)選手が一番有名で期待されている選手だと聞いている。ピッチで一度会って戦ってみたい」

―浦和と浦項ともにリーグ戦で負けが最も少なく、引き分けが多いチームだ。これらの成績がACLにどのような影響を与えると思うか。

キム・ギドン監督「浦和の試合をチェックしたところ、試合をする形、守備、ビルドアップからフィニッシュまでが我々と似ていると思った。浦和は前回の試合で勝利し、良い流れを持っている。我々もリーグ戦で負けが最も少ない。現在は負傷者が出て難しい状況だが、選手たちが継続的に試合を戦いながら、負けるとは思っていないと思う。両チームともそれぞれの国を代表するチームとして良い試合をすると思う」

(文=ピッチコミュニケーションズ)

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