女子ゴルフ世界ランキング1位の韓国ゴルファーが、いよいよ新記録を更新する見通しだ。
6月20日に発表された最新の女子ゴルフ世界ランキングで、コ・ジンヨン(27)が再び1位をキープした。
これによって通算158週間で世界1位となり、かつて2007年4月から2010年5月までの3年以上、通算158週間で1位をキープしたメキシコのロレーナ・オチョアを並んで世界ランキング1位の通算期間の歴代1位タイに立った。
仮にコ・ジンヨンが来週も1位を維持した場合、オチョアを抜いて歴代単独トップに立つことになる。
コ・ジンヨンは去る2019年4月に初めて世界1位に上がった後、順位の上下動を繰り返しながらも158週間で1位を記録してきた。
何より、今回の大記録はコ・ジンヨンが世界1位を再奪還した後に達成されるとあって、より意味が深い。
コ・ジンヨンは昨年3月の「HSBC女子世界選手権」で優勝して以降、しばらくスランプに陥ってきた。手首を負傷し、回復する期間に世界ランキングも一時5位まで下落したが、地道な管理とトレーニングを通じて再起を準備してきた。
そんなコ・ジンヨンの熱意をサポートすべく、スポンサー企業であるソクギョ商事は今年初め、ベトナムにツアーチームを派遣、測定器具を通じてショットをチェックし、トレーニングをサポートした。
その努力が実り、コ・ジンヨンは今年3月の「HSBC女子世界選手権」で大会2連覇を果たすとともに、自身1年ぶりに優勝。
また、5月の「ファウンダーズカップ」では史上初の大会3度目の優勝という偉業も達成し、そこで7カ月ぶりに世界1位を再奪還した。
今季すでに2勝しているコ・ジンヨンは、米国女子ツアー通算15勝を記録している。
前へ
次へ