当時、ネイマールはある記者に自身の名前を「ネイマール」と答えたのだが、この場面が盛り込まれた動画コメントに、ネット民たちがヘテ・アイスクリームの人気商品「ホドゥ(クルミ)マル」と言及したことがミーム化。以後、ネイマールは自身の名前を「NAYMARU」と書いた掲示文をインスタグラムに投稿し、韓国ファンに感謝の挨拶を伝えたりもした。
この一連を受け、ヘテ・アイスクリームは1年間、このエピソードをテーマに新たな広告プロジェクトの推進し、ウィットに富んだ広告を制作するに至った。
そして、ネイマールに似ているという理由で、チョン・テプンがCMモデルに選ばれることに。ヘテ・アイスクリームはネイマールに対する感謝の意味を込めて、献呈応援曲も企画したほどだ。
ヘテ・アイスクリームの関係者は「今回のキャンペーンは、“この歌がネイマールに届く”というテーマをもとに、センスフルな感覚を基に製作された。マルシリーズ製品を効果的に知らせるだけでなく、実際にもソン・フンミン選手と仲が良いネイマールのエピソードをコミカルに仕立てた。ネット上での熱い反応が予想される」と話した。
なお、ネイマールに似ていることでCMモデルに抜擢されたチョン・テプンとは、1980年7月3日生まれの元バスケットボール選手だ。デトロイトで生まれ、カレッジバスケを経て、ロシア、フランス、トルコ、ポーランド、クロアチア、ギリシャ、ブルガリアでのプロリーグプレーしてきた。そして2009年に韓国プロバスケの全州KCCイージスに入団すると、引退する2020年まで韓国でプレー。2009年にアメリカ国籍から韓国へと帰化した。