シーズン初戦から激突する韓国Kリーグ1(1部)の因縁のライバル、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)と全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースが早くも“場外”で火花を散らしている。
両チームともに開幕戦勝利はもちろん、今季Kリーグ王者をめぐる容赦なき優勝争いを予告した。
蔚山現代のホン・ミョンボ監督とキャプテンのDFチョン・スンヒョン(28)、全北現代のキム・サンシク監督とキャプテンのDFホン・ジョンホ(33)は2月20日、ソウル良才洞(ヤンジェドン)のThe-Kホテルで行われた「HANA 1Q Kリーグ 2023開幕メディアデー」に出席。
お互いにライバルを越え、チャンピオンの座を手に入れるという意志を隠さなかった。
昨季に17年ぶりリーグ優勝という悲願を達成した蔚山現代は、初心に戻って2連覇を目指す。一方、蔚山現代に敗れリーグ6連覇に失敗した全北現代は、挑戦者の立場で王座奪還を叫んでいる。
両チームは来る2月25日14時、蔚山現代ホームの蔚山文殊サッカー競技場で行われるKリーグ1開幕戦で激突する。Kリーグ発足40周年の節目となるシーズンが“現代家ダービー”で幕を開ける。
そんな両チームの優勝争いに早くも火を付けたのは、元日本代表MF天野純(31)の存在だ。