韓国女子ツアーのメジャー大会に臨むスター選手たちが、記者会見で意外な“飲酒スタイル”を明かした。
10月10~13日に韓国・京畿道で行われる「第20回ハイトジンロチャンピオンシップ」(賞金総額10億ウォン=約1億円・優勝賞金2億ウォン=約2000万円)には、韓国はもちろん、アメリカや日本ツアーで活躍するスター選手が数多く参加する。
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そのなかから女子ゴルフ世界ランキング1位のコ・ジンヨン、同2位のパク・ソンヒョン、日本女子ツアーのペ・ソンウとキム・ハヌル、韓国女子ツアーの“看板”チェ・ヘジンが、大会前日の10月9日に行われた記者会見に参加し、優勝への意欲を明かした。
いくつもの質問が行き来するなかで特に興味深かったのは、司会者が“優勝セレモニー”の質問を投げかけたときだ。
酒類会社がスポンサーとなっている大会であるため、同大会は優勝トロフィーにビールを注いで飲んだり、仲間の選手がビールかけて祝ったりするのが伝統となった。2009年の優勝者であるソ・ヒギョンは他の選手たちから“ビール爆弾”を受け、2016年の優勝者コ・ジンヨンは優勝トロフィーに注がれたビールを一気飲みして注目を集めた。
ディフェンディングチャンピオンのペ・ソンウは、「昨年は(優勝トロフィーにビールを注がれたが)泡だけ口にした。今度はビールを飲んで酔ってみる」とし、「実は飲める量が1杯くらいしかない。アルコールを飲めない体質」と笑った。
隣に座っていたパク・ソンヒョンは、「スポンサーから新しい焼酎が出たと聞いた。私はボトル1本を全部は飲めない。でも、これまでゴルフ場で(優勝してから)焼酎を飲んだ選手が1人もいない。優勝したら1杯くらいは飲んでみたい」と、ビールに焼酎を混ぜた、いわゆる“ソメク”を公約として掲げた。
大笑いしていたコ・ジンヨンは、「(パク・ソンヒョン)オンニ(姉)がソメクを飲むのなら、私も好きだからそうする。トロフィーの半分程度の量であれば…」と言いながら、近くに置かれていた優勝トロフィーを眺めて笑いを誘った。
キム・ハヌルは「アルコールは私もすごく弱い」と、自信がなさそうに話した。するとパク・ソンヒョンは「(ハヌル)オンニはビールにサイダーを入れて飲むんでしょう」と投げかけた。
慌てたように笑ったキム・ハヌルは「ただ最善を尽くす。酒の味はよくわからなくて」とし、「新しく発売されたビールがとてもおいしいと聞いた」などと新商品について言及した。
最も若いチェ・ヘジンは、「あんまりお酒を飲めない。でもお酒を飲んで記憶をなくしたことはない」とし、「優勝すれば気持ち良く飲めるので、飲んで倒れてみたい」と気丈に話した。また「昨年のルーキーシーズンを終えて友達と飲んだときは、少し多く飲んだ。飲んだ量は教えられない」と笑った。
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