ポルトガルのとある記者に、FWソン・フンミン(30、トッテナム)が黒のフェイスガードを着用している写真を見せてみたが、彼は初めて見るかのように首をかしげていた。
ポルトガルの記者は「ソン・フンミンはポルトガルでも非常に有名だ」としながらも、「彼はフェイスガードを着用して練習しているのか」とむしろ記者に問い返したほどだった。さらには「ソン・フンミン以外に知っている韓国人選手はいない」と断言していた。
また別の記者も、「ソン・フンミンはよく知っているよ。それにもう一人知っている。パウロ・ベント監督のことさ」と大笑いしていた。韓国代表を率いるベント監督は現役時代にポルトガル代表で活躍したほか、指導者として2014年ブラジルW杯で母国を率いた経験がある。
なかには、現在の韓国代表を警戒するより、20年前の痛い思い出を取り上げる記者もいた。
ポルトガルは2002年の日韓W杯で韓国に0-1で敗れ、グループステージ敗退を喫した。当時、韓国はパク・チソンの決勝ゴールで決勝トーナメント進出を確定。一方のポルトガルは、ルイス・フィーゴなど傑出したスターがいたにもかかわらず、1勝2敗という成績で早期脱落となってしまった。
記者たちは「韓国は過去を見てもわかるように、チームとして準備ができているだろう」とし、「韓国とガーナが簡単だとは思うが、痛い目に遭う恐れがある」と警戒を怠らなかった。
それだけでなく、話題を集めているロナウドの議論についても口を開いた。ロナウドは最近、所属するマンチェスター・ユナイテッドを批判する内容のインタビューを行い、物議を醸している。
ポルトガル代表に合流した後も、所属チームの同僚であるMFブルーノ・フェルナンデス(28、マンチェスター・ユナイテッド)との不仲説が浮上したほどだ。ただ、フェルナンデス本人はロナウドとの関係悪化を否定している。
ポルトガルの記者は「ロナウドがすべての問題を飲み込んだ。多くのポルトガル人がうんざりしているという。ポルトガルはロナウドのチームではない」と強調していた。
なお、グループHに同居した韓国とポルトガルは、ほかにウルグアイやガーナとも対戦する。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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