「自分が“ムードメーカー”だとは思わない。けれど、僕たちがちょうど中間の世代だ。後輩たちには気楽にしようと努力中だ。いつも明るく過ごしながら、ピッチの内外で前向きな姿を見せようとしている」
韓国代表がグループリーグで対戦するウルグアイ、ポルトガルには世界的な選手が多いが、ファン・ヒチャンは語る。
「相手チームに良い選手がいるのは誰もがよく知っていること。韓国代表チームにも優れた能力を備えた選手が多い。十分に創意的な姿を見せることができるだろう。強いチームと対戦するからといって守備的なことに気を使うより、僕たちがやってきた通りにすることが重要だと思う。W杯でゴールを多く入れることができればいいが、誰がゴールを入れるかよりもチームとして失点せずに、得点することがもっと重要だと思う」
ファン・ヒチャンにとってカタール大会は2度目のW杯だ。
4年前の2018年ロシア大会ではドイツ(2-0勝)に勝利したが、1勝2敗でグループリーグ敗退に終わった。
「4年前にもW杯を経験したが、とても緊張した。今回は感じがかなり違う。4年という時間の間、多くのチーム、監督、選手たちと試合をして経験を積みながら、自らも大きく発展したと思う。初めてW杯に出場する選手たちにも役に立とうと思う」
そして最後にこんな抱負を口にするファン・ヒチャンだった。
「4年という時間をベント監督と共にした。今の韓国代表は4年前から一緒にやってきた選手が多い。チームとしてしっかりしてきたと思う。後悔なく試合をして、4年という時間を検証する機会になればと思う」
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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