ソン・フンミンは「思ったよりフェイスガードは楽だった。悪くない。カーボン製だから衝撃を保護してくれる。かなり軽くて驚いた」と感想を述べた。
カーボンはほかの素材よりも軽い新素材で、弾性と腐食に強く、多様な形態の製作が可能な素材だ。鉄と比較しても強度が強く、持続的な使用も可能。自転車やスキーポール、釣り竿、トレッキングポールなどで主に使用される。
「イングランドで使ったときと少し違った。暑い天気の影響もあるだろう」と、汗が流れることでフェイスガード着用が不便だという感想も明かしたソン・フンミン。
続けて、「ずっと触っていたのは腫れているからだ。顔の形に合わせている」と、腫れに応じて調節が必要な点を説いた。
韓国サッカー協会(KFA)によると、ソン・フンミンは今回のカタールW杯に合わせて3つのマスクを準備したという。
「余裕分は充分だ。交互に着用することもできる。折れることもない。折れるとしたら、そのときは僕の顔に何かが起こるということではないだろうか」と、ソン・フンミンは余裕の表情を見せた。
KFAはソン・フンミンが大会でフェイスガードを着用できるよう、国際サッカー連盟(FIFA)の許可を得る予定だ。許可が下りれば、ソン・フンミンはカタールW杯でフェイスガードを着用してピッチを駆け回ることになる。
なお、グループHに入った韓国代表は、11月24日のウルグアイ代表戦以降、28日にガーナ代表、12月3日にポルトガル代表と対戦する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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