3回目のW杯で、キム・ヨングォンは最も難易度の高い相手と戦わなければならない。
世界的なストライカーを擁するウルグアイ代表、ポルトガル代表だけでなく、個々の身体能力に優れるガーナ代表との対戦も控えており、過去になく守備陣の負担は大きいものと見られている。
「W杯では自分たちより優れた選手たちと戦わなければならない。すべて理解している。それを乗り越えられるのは精神的な部分だ」と語気を強めたキム・ヨングォンは、「守備陣がW杯で非常に大きな負担を抱えているのは事実だ。それでも、守備陣が無失点を貫ければ、前線のチームメイトも十分ゴールを決める能力があると思う。守備陣は相手の攻撃陣を上手く防ぐ方法を分析すれば良い」と、無失点を誓うとともに攻撃陣への信頼を明かした。
韓国代表が最後に決勝トーナメントに進出したのは2010年南アフリカ大会。キム・ヨングォン自身はまだW杯でベスト16入りを経験したことがない。
「1試合1試合上手く戦うことが目標だ。一つひとつの試合を上手く乗り越えて、国外開催のW杯でのベスト16進出という結果を成し遂げたい」と目標を伝えた。
そして最後に、「4年間、ベント監督の下で本当に熱心に、誠実にしっかり準備した。悔いのない試合、良い結果を出すために最善を尽くしたい。多くの応援をお願いする」と意気込みを述べた。
なお、ベント監督らスタッフ陣のほか、最終メンバーに選ばれたアジア組18人と予備メンバーのオ・ヒョンギュ(水原三星ブルーウィングス)を含めた韓国代表の本陣は、11月14日0時25分発の飛行機でカタールに出発。欧州組8人とは現地で合流する。
グループHに入った本大会では、11月24日にウルグアイ代表、28日にガーナ代表、12月3日にポルトガル代表と対戦する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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