ソン・フンミン顔面負傷、ファン・ウィジョ不振でピンチの韓国代表…ポルトガル人監督の采配に注目

ソン・フンミンは現代表にとって不可欠なピースだ。2列目ではポジションを選ばず、最前線でも問題ない。ドリブル突破はもちろん決定力にも優れており、ソン・フンミンにマークが集中した場合も、仲間を生かすプレーが可能だ。

そして何より、ワールドクラスの選手たちが立ち並ぶワールドカップで、信頼できるFWが存在するかどうかは非常に重要な要素と言える。

またソン・フンミン、ファン・ウィジョ(30、オリンピアコス)、ファン・ヒチャン(26、ウルヴァーハンプトン)のユニットが完璧に稼動できないという意味にもなる。加えて、ファン・ウィジョは不振のトンネルから抜け出せずにいるという暗澹たる状況だ。

(写真提供=OSEN)ファン・ウィジョ

ソン・フンミン、ファン・ウィジョの下降線に伴い、プランBの重要性がより大きくなっている。ただパウロ・ベント監督はこれまで、プランBのテストをほとんどしていないのだ。

韓国代表の中心であるソン・フンミンが抜けた際、どのような変化をもたらすかについては疑問符がついて回る。ツートップも一つの代案として挙げられるが、これもベント監督は実戦でさほど使用していないため、本大会ではリスクが伴う。

イ・ガンイン(21、マジョルカ)の起用も同じだ。彼は、2列目はもちろんゼロトップとしてもプレーが可能で、非凡なパス能力で攻撃にアクセントもたらせる貴重な戦力とされている。

(写真提供=OSEN)ソン・フンミン

しかしベント監督は今年9月にイ・ガンインを招集したにもかかわらず、1分たりとも起用しなかった。ヨーロッパ組が不振と負傷で苦しんでいる中、イ・ガンインだけは所属クラブで着実に持ち味を発揮しているのにだ。

仮に最終リストに含まれたとしても、ベント監督はイ・ガンインを実戦で使うことはできない。11月12日のアイスランド戦は国内組だけで行われ、その後、すぐさまカタールへと向かう。そして調整試合なしで強敵ウルグアイとの第1戦に向けての準備を始める予定だ。

ベント監督が本大会でどのような采配を見せるのか。韓国国民の注目が集まっている。

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