“日本ボイコット”は韓国プロ野球にも…日本での秋季キャンプ&教育リーグ不参加を検討中

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韓国プロ野球球団が日本キャンプを“ボイコット”する動きは加速するのだろうか。

日本の輸出規制によって生じた日韓関係悪化の余波は、韓国球界にもそのまま広がっている。 LGツインズが来る10月末に予定された日本・高知での秋季キャンプについて、キャンセルするかどうかを検討しており、他球団も日本を代替する場所を探している状況だ。

10月7日から宮崎で開催される、若手選手主体の秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に参加予定の斗山ベアーズ、ハンファ・イーグルス、サムスン・ライオンズの3球団も、真剣にキャンセルを考えている。

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LGのリュ・ジュンイル監督は8月6日、KIAタイガース戦を前に「今年のキャンプは高知で行わないという話が出ている。最近の日本の問題と関連がある」とし、「高知に行かない場合、利川(イチョン)でキャンプを行う。現在、他球団も秋季キャンプは日本に行かないと聞いている。多少トレーニング効果が落ちるとしても、そうするほうがいいようだ」と明らかにした。

LG球団の関係者も、「高知キャンプのキャンセルが決まったわけではない。しかし内部的には、行かない方向で話が進んでいる」と説明した。LGは2013年から2018年までの6年間、高知で秋季キャンプを行った。

LGの動きに他球団も少なくない影響を受けた格好だ。

サンマリンスタジアム宮崎

10月の「みやざきフェニックス・リーグ」参加のために日本に向かう予定の斗山、ハンファ、サムスンも議論を重ねている。

ハンファ球団の関係者は、「私たちもそうだが、斗山とサムスンも6月に参加申請書を渡した状態だ。しかし社会の雰囲気を考慮し、参加を取り消す可能性がある。球団内部で教育リーグ参加をキャンセルすることを検討している」と述べた。

現在、「みやざきフェニックス・リーグ」のホームページには斗山、ハンファ、サムスンが韓国プロ野球の参加チームとして名前を載せている。10月7日~28日までの試合日程も、すでに決まった状態だ。

サムスン球団の関係者は「韓日関係が深刻化したことを球団も感じている。これを考慮して状況を注視しながら、すべての可能性を真剣に検討している」と述べた。斗山も「宮崎の教育リーグに参加しないことを踏まえて、内部で議論を重ねている」と伝えた。

(画像=みやざきフェニックス・リーグ公式HP)参加チームとして韓国プロ野球3球団の名前が掲載されている

教育リーグと秋季キャンプは、若手選手育成において重要な役割を占める。教育リーグでは実戦を通じた技術向上を図り、秋季キャンプでは密度の高いトレーニングでメカニックの修正などが行われる。

教育リーグと秋季キャンプで監督やコーチングスタッフにアピールできた若手選手たちが、翌年の春季キャンプのリストに含まれるケースも多い。

プロ野球選手の成長過程は、2軍リーグを消化→秋季キャンプ参加→春季キャンプ参加→オープン戦エントリーに合流→シーズン開幕エントリーに合流という経緯をたどることが少なくない。韓国10球団すべてが秋季キャンプを重要視してきた理由だ。

だからこそ天候が暖かく、野球の施設が整えられた日本をキャンプ地として好んだ。昨年を振り返ってもLG、ハンファ、KIA、サムスン、斗山、ロッテ・ジャイアンツ、SKワイバーンズ、KTウィズなどが日本で秋季キャンプを行っている。

一方で、日韓関係が悪化する前である今年5月、韓国野球委員会(KBO)実行委員会では秋季キャンプと教育リーグを韓国で実施しようという意見が出された。

今年はLG、KT、キウム・ヒーローズ、NCダイノスなどが2軍球場を行き来し、親善試合やトレーニングに取り組むことにしており、来年にはKBOによる教育リーグを構想している。

KBO関係者は「すぐ今年からKBO式教育リーグを実施するには時間が足らない。しかし来年には可能ではないかと思う。機張(キジャン)、済州島など候補地を物色中だ」と伝えた。

韓国経済と同じように、プロ野球も危機がチャンスに作用する可能性もある。釜山の機張郡は、来る8月30日から12カ国が参加する世界青少年野球選手権大会を誘致するほど、相当な規模を誇る。

実行委員会でKBO式教育リーグを提案したLGチャ・ミョンソク団長は、「4面が球場である機張と、機張からそれほど離れていない上東(サンドン)球場、馬山(マサン)球場などを活用すれば、プロ野球10球団が教育リーグを行う規模になると思う。1カ月ほどの教育リーグを開催すれば、地域経済の活性化にもプロ野球が貢献できるのではないか」と話した。

そして「11月でも日中は十分に野球ができる気候だ。特にその時期、2軍は試合を組むことに忙しい。10球団が特定の場所に集まって練習し、実戦を行えば効率も上がるだろう」と見通した。

日本で行われる教育リーグと秋季キャンプから脱することが、KBO教育リーグ実現のきっかけとなるのだろうか。関心が高まっている。

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